あやぱにモール内にある菓子店「ちゅらさん」(石垣市大川、TEL 0980‐82‐8884)は、チョコレートで有名なロイズコンフェクト(本社=札幌市)の「ROYCE’(ロイズ)」の商品を販売している。
ロイズコンフェクトはチョコレートを中心にカカオの加工品を製造・販売している。札幌市を中心に北海道内に直営店を展開しており、通信販売で全国展開を行っている。2007年には「ロイズ石垣島」を設立。地元の黒糖や塩を主原料としたスイーツを石垣島で販売している。
「ちゅらさん」ではロイズバレンタインフェアを開催中で、2月14日までの期間限定。石垣島での販売は今回が初めて。同店を経営する徳村菓子店代表の徳村賢一さんは「『ロイズ石垣島』ができたことによって、名前を聞いたことがある人は増えてきているが、この商品が北海道のロイズだということはあまり知られていない。石垣島の人たちにロイズのチョコレートを知ってほしいと思い、企画した」と話す。「都会ではロイズを知っている子はたくさんいる。ぜひ石垣島の小中高校生に知ってもらい、自慢してほしい」とも。
販売している商品は、オーレ、ホワイト、ビターなどの種類がある「生チョコレート」(693円)、ポテトチップスとチョコレートを組み合わせた「ポテトチップスチョコレート」(693円)、アーモンド1粒をチョコレートで包んだ「アモンドショコラ3種詰め合わせ」(1,155円)、薄さ3ミリのチョコレートにストロベリーや練乳ソースを閉じ込めた「プラフィーユショコラ」(693円)など28種類。シングルモルトウイスキー「山崎」を使用した「生チョコレート山崎シェリーウッド」(809円)も限定販売しているほか、「石垣の塩チョコレート」(735円)や「黒糖チョコレート」(735円)などロイズ石垣島の商品も並ぶ。
徳村さんは「ロイズは石垣島で、日本初のカカオ栽培に挑戦している。もしカカオが石垣島でできれば世界的にも有名になり、観光に一役買うことになると思う。世界で初めての国産のチョコレートができるかもしれない。それらも含めて、地元の人たちにぜひ知ってもらいたい」と期待を寄せる。「ロイズさんは、いい商品を作る技術を持っている。ロイズ石垣島の商品は地元のものを使った商品で、地元にはプラスになるもの。ぜひ一度食べてほしい」とアピールする。