伝統工芸品「八重山みんさー織」の製造・加工・卸・販売を行う「あざみ屋」(石垣市登野城)が3月15日、新作みんさーウエアの新作と、オリジナルのみんさーウエアが作れる「セミオーダーシャツ」を発表した。
新作となる「みんさーウエア」は19アイテム。八重山上布や綿、ポリエステルなどさまざまな素材を使いながら、デザインなどいろいろなパターンのウエアを用意している。色違いを合わせると約70種類あるという。価格は8,925円~。「カジュアルで使えるタイプや制服として使えるタイプなどいろいろと用意している。一つひとつ手織りなので生産枚数に限りがある。ぜひこの機会に検討してほしい」と営業・企画の上原常弘さん。
「セミオーダーシャツ」は、絹や麻などの素材や襟、生地の色、図柄デザインなどを選び、オリジナルのみんさーウエアを作ることができる。注文から仕上がりまでは約2週間。上原さんは「以前からお客さんの声もあったので、それに応えるかたちで始めた。ハンドメードだからこそできること。本当に自分だけのオリジナルみんさーウエアを作ることができる。セミオーダーシャツを定着させていきたい」という。
営業時間は9時~18時。年中無休。セミオーダーシャツについての問い合わせは同社本店「みんさー工芸館」(TEL 0980-82-3473)まで。