今年の「パイン・マンゴー・ドラゴンフルーツゆうパック」の初荷式が6月16日、郵便事業会社・八重山支店で行われ、石垣島の夏の味覚の全国発送が始まった。
初荷式には郵便局や行政、流通、生産農家らが参加。石垣島の夏の特産品によるゆうパック初出荷を祝った。子どもたちによる元気いっぱいのエイサーに続き、同支店の福原支店長が「パイン・マンゴーゆうパックは1986年から始まり、今年で24年目を迎える。熱帯果樹の種類も増え、八重山を代表するゆうパックになっている。昨年の実績を上回るように頑張っていきたい」とあいさつ。石垣市の黒島健副市長は「生産農家の皆さんが愛情を込めて作った石垣島のパインは世界一おいしい。石垣島の元気印いっぱいのフルーツを全国の皆さんに送れることを誇りに思う。全国へ真夏の香りとともに届けてほしい」と激励した。
ゆうパックの会の上間昇会長は「一生懸命頑張って、やれるだけのことをやっていきたいという思い。ドラゴンフルーツは花が遅れたので、今月末ごろに店頭に並ぶが、ぜひ味わってほしい」と話す。
関係者によるテープカットが行われた後、初荷のゆうパックを乗せた運搬車が、参加者の盛大な拍手に見送られ出発した。
同支店では今年、パイン=7万5,200個、マンゴー=8,900個、ドラゴンフルーツ=1,000個の計8万5,100個の出荷を目標に据えている。