![「さんかく山のマジルー 真夏の夜の夢」のキャラバン上映が行われる](https://images.keizai.biz/ishigaki_keizai/headline/1250585488_photo.jpg)
「ナビィの恋」(1999年)、「ホテル・ハイビスカス」(2002年)など沖縄を舞台とした映画で知られる中江裕司監督の最新作「さんかく山のマジルー 真夏の夜の夢」のキャラバン上映が、8月20日から八重山各島で行われる。
同作品は、シェイクスピアが書いた祝祭劇「真夏の夜の夢」を大胆にアレンジしたもの。舞台を沖縄の小さな島に移して、人間と島の守り神・精霊(キジムン)たちが織りなす幸福に満ちた物語を描く。
ヒロイン・ゆり子役は、映像や舞台で活躍する柴本幸さんが演じた。精霊のマジルーは、「ホテル・ハイビスカス」でやんちゃぶりを発揮した蔵下穂波さん。また平良進・とみさん夫妻、吉田妙子さん、照屋政雄さん、玉城満さんなど中江作品に欠かせない沖縄のスターも総出演。沖縄民謡の大御所・登川誠仁さんも、劇中の唄三線で特別参加している。
今回の上映キャラバンでは、プロジェクターやスクリーン、音響機材などを担ぎながら島から島へ移動し、公民館や学校体育館などで上映する。各島々の青年会やPTAが受け皿となり、地元での上映会を盛り上げるなど、映画館のない地域での上映会としては県内最大規模となる。
前売り券は、大人=1,100円、小中学生=800円。各島で発売中。石垣市内ではタウンパルやまだ、TSUTAYA石垣店、ココストア各店、石垣市商工会などで販売している。
上映スケジュールはサイトで確認できる。