放送大学沖縄学習センター主催の放送大学教授・高橋和夫さんが10月3日、講演会「オバマ政権と中東」をテーマに石垣市民会館(石垣市美崎町)で講演を行う。石垣市在住の放送大学准教授・徳松節子さんと放送大学八重山サテライトスペース誘致期成会では、市民の参加を呼びかけている。
高橋さんは国際政治学者で、専門は国際政治学と中東研究。日本の中東研究の第一人者であり、情勢や歴史に関する論文、小説を多数発表している。湾岸戦争前には日本で唯一、イラク共和国のサダム・フセイン元大統領に面会した。
講演会では、1月に誕生したオバマ政権によって目まぐるしい変動する中東情報について話す。オバマ大統領の登場によって、アメリカと中東の関係はどう変わるのか、アメリカ・中東での現地取材を踏まえ、双方の視点から将来を展望する。
徳松さんは「きっかけはわたしの好奇心からだった。高橋先生が快諾してくださり、放送大学沖縄学習センターが主催となり、講演会が開催できることになった。はるばる石垣島まで来られるので、ぜひ多くの方にお集まりいただきたい」と参加を呼びかける。
開催は14時から。定員は300人。