石垣で「保育サポーター」養成講座-ファミリーサポートセンター開設へ

子育て支援NPO法人「てぃんくる・やいま」は保育サポーターが育児を応援するファミリーサポートセンター事業を開始を予定

子育て支援NPO法人「てぃんくる・やいま」は保育サポーターが育児を応援するファミリーサポートセンター事業を開始を予定

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 子育て支援NPO法人「てぃんくる・やいま」は11月21日~23日、子どもの一時預かりなど育児サポートを行う有償ボランティア応募者を対象にした「保育サポーター養成講座」を石垣市健康福祉センター(石垣市登野城)で開く。

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 安心して子育てができ、安全で明るく、楽しく過ごせる地域環境作りに寄与することを目的に10月20日に設立された同法人。年内にはファミリーサポートセンター事業の開始を予定している。事業開始に向け、子育ての応援をしたいという有償ボランティアを募集するとともに、会員が安心して育児の相互援助を行えるよう保育サポーター養成講座を開くもの。

 ファミリーサポートセンターは、地域において育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、育児や介護について助け合う会員組織。保育サポーターとして子どもの一時預かりや保育園へのお迎えなどを通じて地域の子育てを応援する。沖縄県では那覇市やうるま市、宮古島市などで9つのファミリーサポートセンターが活動を行っている。

 カリキュラム・テキストは、厚生労働省の委託を受けてファミリーサポートセンターの運営を支援している女性労働協力会が作成したものを使用。子どもの遊びや心の発達、栄養と食生活(調理実習含む)、子どもの事故防止や主な病気の対処法など全10カリキュラムを学ぶ。講師は八重山地域の元保育士や保健師、医師などが務める。

 講座の開講時間は各日9時~18時(昼休憩含む)。受講料はテキスト代2,000円で、定員30人。修了者には女性労働協会が発行する修了証が発行され、全国のファミリーサポートセンターで保育サポーターとして活動できる。子どもがいる受講者には隣室にで託児スペースを用意(無料、要予約)する。申し込み・問い合わせは同法人事務局(TEL 090-6859-5202、竹内さん)まで。

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