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八商工観光コース「島人向け観光ツアー」実施へ-今年はカーボンオフツアー

「地元の皆さんに沢山参加してほしい」と笑顔いっぱいに呼びかける観光コースの3年生たち

「地元の皆さんに沢山参加してほしい」と笑顔いっぱいに呼びかける観光コースの3年生たち

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 八重山商工高校商業科観光コースの3年生は、島の魅力や環境問題について地元の人に考えてもらおうと2007年から実施している「島人向け観光ツアー」を今年も12月13日に実施する。生徒たちは「島の分かっていそうで、分かっていない魅力やゴミ問題を認識してもらいたい。ぜひ沢山の人に参加してほしい」と呼び掛けている。

 今年で3年目となる島人向け観光ツアーは、生徒たちが4月から授業の中でツアーを企画。石垣島の自然や文化、歴史、地理などの事前学習、下見を行うなどしてコースを設定している。

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 今回はフクギの植樹を行うカーボンオフマイナスツアーを取り入れる。リーダーを務める桃原優子さんは「今年4月に開かれた『八重山観光の将来を考える!シンポジウム』で石垣市商工会がカーボンオフセットツアーを実施していることを知り、地元の人にも体験してもらいたいと思って今回のツアーに取り入れた」と話す。植樹するフクギは美ら海美ら山募金推進協議会からの助成金で購入し、参加者1人に1本のフクギを植樹してもらう。

 また漂着ゴミなどゴミ問題についても考えてもらおうと、昨年からコースに組み込まれた「八島の防波堤」に行き、参加者に環境悪化の現実を見てもらう。今年2月に生徒たちが消波ブロックの間にある大量のごみの清掃を行ったが、「また増えてきている」という。生徒たちは「漂着ゴミよりも誰かが捨てたゴミの方が多い。ツアーに参加した人がこの状態を見て、ゴミを捨てたらいけない、ゴミを捨てる人に注意をするなどという気持ちになってくれれば」と話した。

 このほかにも名蔵アンパルや仲間満慶の墓、野底マーペー、カラ岳、オヤケアカハチなどを巡り、生徒たちは民謡や紙芝居を織り込みながらガイドを行う。

 参加者の募集期間は11月30日~12月4日の10時~17時。定員は20人。参加費は無料だが、保険料150円が必要となる。当日の飲み物や昼食は持参。問い合わせや申し込みは同校(TEL 0980-82-3892)観光準備室まで。

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