アオサンゴなどのサンゴ礁で有名な白保で7月29日~31日、「豊年祭」が行われた。
白保では同29日、30日に各御嶽(うたき=聖域)で願解きと今年の豊作に感謝をする「オンプール」が、31日に嘉手苅御嶽で翌年の豊作祈願の「ムラプール」が行われた。
「ムラプール」では、同御嶽に旗頭・太鼓を奉納した後、五穀豊穣と幸福をもたらす神として崇められている「ミルク神」が西から登場。各御嶽の神司が同神を迎え入れた。
白保の豊年祭だけで行われ、畑を耕す場面から収穫する場面までを踊りで表現した「稲の一生」では、派手なパフォーマンスに会場から笑いが起こり、盛り上がりを見せた。その後、五穀を献上する「ツナムミン」があり、最後に東と西に分かれて「大綱引き」で豊作を祝った。