八重山の美術界をリードする「石垣博孝絵画展」-17日まで開催中

自らの作品を解説する石垣博孝氏(右端)

自らの作品を解説する石垣博孝氏(右端)

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 石垣市出身・在住の画家、石垣博孝さんの作品を集めた展示会「石垣博孝絵画展~55年の軌跡~」が1月14日~17日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)中ホールと展示ホールで開かれている。

 石垣さんは現在72歳。八重山高校で美術クラブに在籍し、琉球大学美術工芸科に入学。だが、さらに見聞を広めたいと中退して東京の武蔵野美術大学本科油絵専攻へ進んだ。卒業後は中学教師、石垣市立博物館や浦添美術館の学芸員などを歴任しながら創作活動を続け、八重山美術界をけん引。民俗・芸能分野の研究者としても多くの功績を挙げている。 

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 同展は、画歴55年を迎え、これまでの絵画作品、研究分野の業績をたどり、八重山の将来の文化・芸術の可能性を考える機会として企画された。

 展示する絵画は6号から120号の大作まで152点。高校時代に描いた自画像から現在の作品まであり、「10年スパンで見ると作品が変わってきているのがわかる」と石垣さん。 「リアリティーのあるもの、あるものそのままを描くのではなく、自分の体の中から出てくるものを絵にしたいと思っている」というシンボリックな作風は、見る者の心を引き付ける。そのほか、寄稿した文献や雑誌、専門誌、石垣さんが書きためてきたスケッチノートなども展示している。

 初日の14日には10時からオープニングセレモニーが行われ、多くの市民が駆け付けた。その後、石垣さん自ら作品を解説し、訪れた人たちは「石垣博孝ワールド」を堪能した。

 開館時間は、15日・16日=10時~18時、最終日の17日=10時~12時。入場無料。

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