JAおきなわ八重山地区本部主催の「パインアップル祭 IN やいま」が8月1日、石垣港離島ターミナルで開催された。
同祭では、生のパイン試食やパインジュースの試飲などを通して、八重山産のパインを観光客へアピールするのが狙い。今年で5回目を迎える。
同ターミナル内で離島出発船を待っていた観光客などが、用意された生のパインやフレッシュジュース、シャーベットを試食・試飲した。同産のパインは「芯」も食べることができ、試食した観光客からは驚きの声も上がっていた。
同JA農産部の東黒島新泉さんは「パインは今まで加工品として栽培されていたが、果物としても見直されてきている」と話す。一方で、「需要があるのに、苗が足りない」とも。「これをきっかけに多くの方に八重山のパインを知ってもらい、パイン増殖につながれば」と東黒島さん。
当日は「観光の日」ということもあり、午後から民謡ショーも行われ会場を盛り上げた。