「八重山の産業まつり」に1万8,300人来場-ウルトラクイズも初めて実施

2010八重山の産業まつりに1万8千人余りが訪れた

2010八重山の産業まつりに1万8千人余りが訪れた

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 「2010八重山の産業まつり」が5月15日~16日、石垣市中央運動公園屋内練習場(石垣市登野城)と周辺施設で開催され、2日間で1万8,300人(主催者発表)が訪れた。

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 八重山地域の事業者が一堂に会して特産品やサービスなどを紹介し、八重山地域の産業振興を図る目的で開催されている同イベント。今年は「八重山が好き!魅力発信ばがぁ~島」をテーマに、100余りの事業所が出展。石垣市、竹富町、与那国町の特産品、工芸品をはじめ、各社自慢の商品などを並べて来場者にアピールした。

 八重山の食材を使った料理を販売した「地消ブース」では、飲食店のほかスポーツ少年団の父兄らも活動資金を集めるため出店。手作りの天ぷらや焼き鳥、アーサ汁などを販売し、子どもたちも「いらっしゃいませ」と声を出していた。高校生自ら企画、仕入れ、販売などを体験することで起業家精神を養う「高校市場」には、八重山高校と八重山農林高校の生徒による「島人(しまんちゅ)バーガー」、八重山農林高校畜産科の「つまみ亭」が出店。懸命の呼びかけで予定個数を完売した。

 一般参加イベントでは、同イベントで初めて「八重山発見ウルトラクイズ」を実施。3人1組のチーム対抗戦に16チームが参加し熱いクイズバトルを繰り広げた。予選では「石垣市のチョウは?」「竹富町役場の場所に以前あった施設は?」「与那国町に風力発電機はいくつある?」など、6チームによる決勝では「方言でハルサーとは?」「ハブのいない島は?」など八重山に関するさまざまな問題が出され、正解する度に参加者は大喜び。優勝したのは仲良し3人組みのチーム「ククル」で、台湾の復興航空から石垣~台湾往復チケットが贈られた。

 このほか「体験ブース」には木工製品作りやミンサー織り、シーサー作りなどがあり、祭りの思い出にと大勢の家族が参加。各店の味比べができる「八重山そばブース」では、おいしそうにそばをすする姿があった。会場内のステージではダンスや空手の演舞、屋外では角力大会やフリーマーケットも開かれ、祭りを一層盛り上げた。

 訪れた子どもたちは「そばがおいしかった」「シーサーが出来上がるのが楽しみ」、旅行で来ていた男性は「たくさんの人が来ていてすごい。まとめて買い物ができた」などと話していた。

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