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八重山初の「JAファーマーズマーケット」開店-生産者販売の農産物などを直接販売

八重山初のJAファーマーズマーケットがオープン

八重山初のJAファーマーズマーケットがオープン

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 JA八重山支店構内の旧購買倉庫跡地に4月9日、JAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」(石垣市新栄町、TEL0980-88-5300)がグランドオープンした。

 JA八重山地区営農振興センターが運営する同市場は、敷地面積4,292平方メートル、延べ床面積789平方メートル。バックヤードや事務所、外来者用駐車場(61台)、搬入車用駐車場などを備える。

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 生産者会会員が栽培した野菜や果樹、花き類などの農産物、加工品を直接消費者に販売。会員の自己搬入や値付けが原則で、生産者は流通コストを省いて販売できるメリットがある。売り上げは年間3億円を見込む。

 現在、生産者会員は300人。JAでは指導課と連携しながら1年前から栽培講習会を数回開き、安全性の確保と安定供給のため指導を行ってきた。今後は地区の児童・生徒を対象に田植えや黒糖作り、ジャガイモの栽培などの食育体験授業なども行っていく。

 当日は関係者がテープカットを行い、ウイングキッズリーダーズや八重山農林高校郷土芸能部が演舞を披露。屋外テントでは石垣牛ギョーザや牛汁、石垣島パパイアカレーなどの店頭販売、紅白まんじゅうや八重山かまぼこの無料配布が行われた。店内では生産者が品物をひっきりなしに搬入し、タイムサービスも行った。スタッフがマイクで「ただいま玉ネギが入ってきました。1袋60円。なくなり次第終了です」などと呼びかけると、そのブースに人垣がで、きたちまち空になってしまうなど、店内外で人があふれ、レジは一時長蛇の列になった。

 商品は、トマト(100円~)、キャベツ(100円~)、白ネギ(110円)、モヤシ詰め放題(1袋50円~)などの野菜や果樹のコーナーを中心に、たまご(Lサイズ=235円)、豆腐、石垣牛(285g=1,000円)やチーズなどの冷蔵コーナー、シャーベット(200円~)や精肉の冷凍コーナー、月桃せっけん(100円)や古代こま(500円)などの手作り雑貨コーナー、弁当コーナー、ジャム・調味料などの加工品コーナーなど、島内で生産・加工されたさまざまな商品が並ぶ。店頭精米「米工房」には精米機を設置し、精米したての米を販売するコーナーも設けた。

 朝刊の広告を見て買い物に来たという40代女性は「値段をみてびっくり。野菜の葉っぱもみずみずしく、もうスーパーで野菜は買えない。流通を省くだけでこれだけ安くなるのか」と感心した様子。

 幸喜英信店長は「農産物がこれだけ注目されていると実感した。農家がやる気があると島が元気になる。地産地消を柱に、農家と一体化した地域に根ざしたファーマーズづくりを行っていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は9時~19時。

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