平出選手が5連覇達成-石垣島トライアスロン大会

トライアスロンワールドカップ石垣島大会が開催された

トライアスロンワールドカップ石垣島大会が開催された

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 「ITUトライアスロンワールドカップ石垣島大会2011・石垣島トライアスロン2011」が4月17日、登野城漁港をスタート・ゴールに開催され、エイジの部では平出美雨選手が5連覇を達成した。

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 「がんばれ東北!がんばろう日本!」をキャッチフレーズに開催された今大会。午前中の石垣島トライアスロンには、エイジの部に1,183人、リレーの部に145組435人がエントリー。8時に大会組織委員会会長である中山義隆石垣市長の号砲でレースがスタートし、51.5キロのドラマが展開された。

 エイジの部男子は桑原寛次選手(沖縄県)が2年ぶり3回目の優勝。桑原選手の専門はロングで、24日に宮古島で行われるトライアスロンにも出場する。女子は平出美雨選手(沖縄県)が見事5連覇を達成し強さを見せた。

 3人1組で出場するリレーの部では、地元の「Best of ishigaki」が初優勝。連覇している宮古島のチーム「あららがま魂」の3連覇を阻止しようと、各種目で八重山トップ選手をそろえた。スイム担当の上間禎斗選手は初出場の高校2年生。「慣れない部分もありスイム3位は悔しかったが、チームが優勝して本当にうれしい」と笑顔を見せた。

 午後からはワールドカップが行われ、男子69人、女子49人が出場。男子は石垣島大会5年ぶり3回目の出場となったハンター・ケンパー選手(アメリカ)、女子は初出場のバルバラ・リベロス・ディアス選手(チリ)がともに初優勝を飾った。日本勢では庭田清美選手が総合3位に入賞した。

 今大会では東日本大震災を受け、ブラスバンドの演奏など大きな音が出る鳴り物を自粛したが、沿道では大勢の市民が選手に声援を送った。復興支援のためのチャリティーブースも設置。JTU日本トライアスロン連合、南西Tシャツ倶楽部、やえやま東北人会がTシャツやタオルなどを販売したほか石垣市も募金も呼びかけ、約78万円が義援金として寄付された。

 このほか今年初めて応援幕コンテストも実施され、芳沢ファミリーが最優秀賞に選ばれた。

 順位は以下の通り。

 ワールドカップ男子1位=ハンター・ケンパー(アメリカ)、同2位=アルテン・パリエンコ(ロシア)、同3位=マレク・ヤスコルカ(ポーランド)。同女子1位=バルバラ・リベロス・ディアス(チリ)、同2位=アイリーン・モリソン(アイルランド)、同3位=庭田清美(日本)

 石垣島トライアスロン「エイジ」男子1位=桑原寛次(沖縄県)、同2位=高橋豪一(東京都)、同3位=菅沼伸哉(沖縄県)。同女子1位=平出美雨(沖縄県)、同2位=知花果林(沖縄県)、同3位=松本華奈(島根県)。「リレー」1位=Best of ishigaki、同2位=あららがま魂、同3位=GO!田村A

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