石垣市真栄里に4月17日、回転ずし店「鮨人(すしんちゅ)」(TEL0980-83-0141)がグランドオープンした。
店舗面積は約60坪、テーブルとカウンター合わせて84席を設ける。コンセプトは「最南端で最先端の回転ずし店」。注文はテーブル脇にあるタッチパネルを操作。注文すると調理場とホールに瞬時にオーダーが通り、すしが「新幹線」に乗ってテーブルまで運ばれる仕組み。メニューは日本語以外にも英語や中国語、韓国語で表示でき、外国人客にも対応する。会計は皿に埋め込んだチップを読み取るため、皿数のカウントもスムーズだ。
オーナーは市内ですし店を経営しており、「いつか回転ずし店をやりたい」という念願をかなえオープンにこぎ着けた。居酒屋スタイルとは趣向を変え、子どもに喜ばれるようアミューズメント要素を取り入れた。
メニューは、まぐろ、びんとろ、焼ハラス(各160円)やカンパチ(210円)などのにぎりを中心に、生うに(380円)、いくら(160円)、ぐんかん甘エビやまぐろ山かけ、ミートボール軍艦(120円)などの軍艦巻きのほか、ガーラやイラブチャー(各210円)、ギーラ(480円)のにぎりや海ぶどう軍艦(160円)などの地元特有のネタも。サイドメニューには、うどんや赤だし(各210円)、チキン空揚げやポテト(各280円)、えび天ぷら盛り合わせやぶり刺し(各380円)などを用意。カンパチやヒラメ、タイなどは築地や九州から直送している。
ドリンクは、オリオン瓶ビール(580円)やオリオン生ビール(480円)、地ビール(690円)、ノンアルコールビール(380円)、ソフトドリンク(各210円)。デザートは、プリン(120円)、フルーツ(各160円)、ブルーシールアイス(各210円)、ケーキ(各210円)など。泡盛などはあえて置かず、禁煙にして、家族連れに楽しんでもらえるよう配慮している。
「4月8日にプレオープンしてから、これまで多くのお客さんに来ていただいた。特に小さなお子さんなど喜んでいる姿がじかに見えるので、それだけで頑張っていける」と多田慎朗店長。常に客足は絶えず、ピーク時間には長蛇の列ができる。「今後は持ち帰りなどの体制を整えながら、低価格でいろいろな種類を提供していきたい。お子さんや地元の人たちに喜ばれる店にしていきたい」と意気込みを語る。
営業時間は11時~23時。駐車場40台