ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(石垣市真栄里)が5月から、石垣島産の原材料にこだわったオリジナルの「石垣島アイスクリーム」を販売している。
アイスクリームにはチーズ、パイナップル、牛乳、卵を使い、いずれも石垣島産。チーズの濃厚な味わいと甘いパイナップルの香りが南国らしい風味を醸し出し、後味もすっきりしているのが特徴。
提供する皿にはアクセントとして島の香辛料「ピパーツ」を添え、ハイビスカス、ウコン、長命草を使用した3種類の「ちんすこう」も用意。ピパーツはシナモンに似た独特の甘みと香りがあり、アイスに振りかけるとひと味違ったデザートになる。アイスの下には黒糖味のちんすこうで作ったシュトロイゼルもありサクサク感が楽しめるなど、一皿でさまざまな食感を味わえる。
開発した同ホテルベーカー・ペストリー長の仲大盛秀彦さんは「石垣島の素材をぜいたくに使い、製造時には4段階の温度調節・管理をして上品で滑らかな食感を濃く出すことにこだわった。トロピカルな石垣島アイスクリームをぜひ食べていただければ」と話す。
価格は600円。同ホテルタワーウイング2階「トロピックス ラウンジ&バー」で10月31日までの期間限定で販売している。