ヤマハ主催「The 5th MusicRevolution（ミュージックレボリューション）」の九州ファイナルが10月2日、福岡県福岡市内のスカラエスパシオで開催された。石垣島代表のテクノブレイクは惜しくも受賞できなかったが、「次回リベンジしたい」とステップアップを誓った。

　全国から優秀で将来性のあるアーティストを選ぶ同コンテスト。九州ファイナルには、九州・沖縄各県で行われたエリア大会を勝ち抜いた25組がエントリーし、それぞれのスタイルと持ち味を生かした歌声や演奏を会場に響かせた。

　沖縄県からは4組が出場。そのうち南十字星エフエム大会で選ばれた「テクノブレイク」はオリジナル曲「ジョージ・イン・テキサス」を力いっぱい披露。惜しくも受賞を逃したが、ノリの良い楽曲で観客を魅了し、演奏後は拍手が鳴りやまなかった。

　テクノブレイクのボーカル、内間輝さん（八重山高校2年）は「石垣島で代表に選ばれてから2カ月間ずっと練習してきた。本番は緊張よりも楽しんでステージができた。自分以外のメンバーは来年卒業なのでバンドがどうなるかわからないが、次回リベンジしたい」と来年への決意を新たにした。

　グランプリには「るーららるーらーるららるーらー」を歌ったさゆりさん（福岡県代表）と、「隣」を歌った立花綾香（福岡県代表）が選ばれ、来年1月7日に東京・渋谷で開催されるジャパンファイナルに出場する

　入賞者は次の通り。グランプリ＝さゆりさん、立花綾香さん、優秀賞＝楪-yuzuriha、高倉周作さん、古賀小由実さん。