石垣市内に1月29日、早稲田育英ゼミナール八重山教室（石垣市登野城、TEL0980-87-0550）がオープンした。

　同ゼミナールは全国に600校あるフランチャイズ制の学習塾。「あなたの街のスタディールーム、家庭教師がいる学習塾」を看板に掲げ、個別指導をモットーにしている。

　対象は小学1年から高校3年と幅広く、全国レベルの授業が受けられるのが特徴。インターネットを利用したウェブ映像授業を自分のペースで受講でき、短期間で学力の向上を図る。マンツーマンの対面個別授業にも力を入れており、石垣では5人の講師が指導に当たる。

　先生と保護者が気軽にメール、掲示板、フォーラムなどでコミュニケーションを取り合えることや、テストの結果を全国約2000人から4万人の同学年の塾生と比較することによって客観視できるメリットも。

　塾長の宮城早人さんは長年行政書士として業務を行う傍ら、児童、生徒を指導してきた。「全国レベルの指導ノウハウを提供することによって、地域貢献できる事業をしたかった」とオープンの動機を話す。

　入塾した中学1年の女子生徒は「学校の一部の先生は声が聞きづらかったりするが、パソコンに登場する先生はみんな言葉にメリハリがあり、わかりやすい」とウェブ映像授業を楽しそうに受けていた。

　入塾金は1万500円。月謝制で映像授業のみの場合は小学生＝2,100円、中学・高校生＝2,620円～（共に週1回）。設備費として2,100円も必要。回数制限なしのコースも用意する。