「市長と語る石垣市の将来へのビジョン~日本一幸せあふれるまち『石垣市』を創るために~」と題したフォーラムが2月28日、ホテル日航八重山(石垣市大川)で開かれた。
市民団体の「八重山維新の会」が呼び掛けたもので、主な経済団体から約30人が参加。中山市長が就任からこれまでの2年間を振り返った後、参加者とディスカッションした。
その中で中山市長は2012年度に市役所建て替え検討会議を立ち上げることを発表。「現空港跡地への移転案があったが、桟橋通りより西側が寂れる可能性がある。(現在ある)美崎町全体が老朽化しており、区画整理と大規模再開発を含め美崎町で高層化した庁舎にしたい」と述べた。
そのほか、新川川の赤土流出防止のため河口に大規模な沈砂、ろ過設備を設置できるよう県や国に働きかけることや、島北部にマンタを売りにしたちゅら海水族館の分館建設を誘致する案などを発表。「人口6万人を目標に開発していく」と施策を訴えた。
会場からは賛同の拍手が度々あり、市長へのエールも送られた。