500年前の英傑の遺徳をしのぶ-石垣で「アカハチ祭り」

石垣市大浜で「第10回アカハチ祭り」

石垣市大浜で「第10回アカハチ祭り」

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 かつて石垣島の大浜地区を治めた英傑「オヤケアカハチ」の遺徳をしのぶ「アカハチ祭り」が3月24日、崎原公園(石垣市大浜)で開催された。今年で10回目。

 オヤケアカハチは今から約500年前に活躍した人物。当時の琉球王府に対する年貢を拒否。島民開放のため権力に立ち向かい(アカハチの乱)、信望を一身に集めていた。旧暦3月3日ごろ生涯を終えた言い伝えから、毎年この時期に祭りを開催している。

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 オープニングセレモニーでは2003年から「オヤケアカハチ~太陽の乱~」の舞台活動を行っている「ウィングキッズリーダーズ・子ども演劇やいま浪漫の会」がダンスを披露。主催者として大浜公民館長の大松安元さんが「これからもオヤケアカハチの精神を後世に伝えることにより、地域の連帯と発展を図り、人情豊かな住みよい街づくりに努めたい」とあいさつした。

 当日は肌寒い一日だったが、大浜小・中学校、青年会、婦人会をはじめスポーツ少年団赤蜂、黒石高子舞踊研究所、大浜獅子・棒保存会と大浜を中心に活動する団体らが次々と余興を披露。最後には舞台参加者、観客が一体となって「アカハチの歌」を合唱し、全員が乱舞する「モーヤー」で締めくくった。

 同日午前には「オヤケ赤蜂慰霊祭」も行われ、地域住民や大浜小学校児童約70人が参加。オヤケ赤蜂碑に手を合わせ慰霊供養した。