石垣港に面した12階建て分譲マンション「コーラルベイ石垣島」（石垣市浜崎町）の入居が4月1日、始まった。石垣島では分譲マンションがほとんどないため、最新設備を取り入れた同マンションは話題を集めている。事業主・売り主は第一建設（鹿児島市）。

　部屋は1LDK（17坪）から4LDK（36坪）まで12タイプ、69戸を用意。すでに51戸が成約済み。目の前が浜崎マリーナで全戸オーシャンビュー。竹富島、黒島、小浜島、西表島を望むことができ、石垣港に出入港する大型客船を間近に見ることができる。

　オール電化でバリアフリー、浴室換気暖房乾燥機、ボウル一体型カウンター、オートロック式の玄関に防犯カメラなどを備えるほか、セコムのセキュリティーシステムも導入した。

　東日本大震災の影響で関東、関西地方の非常事態を懸念する人や、60代夫婦がセカンドライフのスタートとして購入するケースもあるという。「津波と地震の心配をする人もいるが、基礎工事は25メートルの深さにある琉球石灰岩の岩盤にくいを56本打ち付けており、倒壊や津波の心配は少ない」とルーム販売センター営業担当の岩切隆さん。「街の中心に位置し、買い物、病院、学校への利便性が高く、ロケーションも申し分ない」とも。

　ペットも飼育可能で、駐車場、小型船の船置き場も完備。ウイークリー、マンスリーマンションとして、購入後もトータルサポートできる体制を整えている。

　残戸の販売価格は、2,150万円～8,400万円。問い合わせはモデルルーム販売センター（TEL TEL0120-194-145）。