プレスリリース

FRTが ASMサービス「Orion Risk Radar. (Powered by Rescana)」 の提供を開始。

リリース発行企業:FRT株式会社

情報提供:




 FRT株式会社(本社:沖縄県浦添市、代表取締役社長:石川 義行、以下「FRT」)は、組織の外部からインターネット経由でサイバー攻撃対象となりうるすべてのIT資産を検出し、それらに存在する脆弱性リスクを継続的なリスクスキャンにより、危険度を可視化しスコアリング評価をするASM(Attack Surface Management)サービス 「Orion Risk Radar. - Powered by Rescana -(以下「Orion Risk Radar.」)」 を2025年5月より提供開始します。

■Orion Risk Radar. とは

 Orion Risk Radar. は、企業が管理するドメインひとつで、インターネットからアクセス可能なすべてのIT資産を検出し、意図しない公開設定や、放置された脆弱性、設定ミス、ID/PWの流出、ダークウェブ上での機密情報や漏洩認証情報などをドメイン登録後から24時間内で検出し、スコアリングします。スコアリング結果は、すべてのIT資産に存在する脆弱性リスクとして可視化され、実際の攻撃動向に基づいた対処の優先度が示されることから、管理者はリスクの高い脆弱性を適切に把握し、優先的に対策を打つことが可能となります。これにより、効率的な運用管理とサイバー攻撃によるリスクの低減化を継続的に図ることが可能となります(下記、図参照)。

※Orion Risk Radar.サービス概念図

 わかりやすいインターフェースOrion Risk Radar. では、お客さまの外部公開資産リスク度合が、一目でわかるユーザーインターフェースをご用意しています。また、運用管理者用のレポートに加え、意思決定者や経営層向けに要約されたエグゼクティブ向けレポートがいつでも出力可能です。



※Orion Risk Radar. システムイメージ


 その他、脆弱性対策に取り組みたいが大きなコストはかけられない事業者さまにも導入し易い、リーズナブルな価格を設定。販売代理店さま向けへの価格も別途ご用意しています。

                                          ※ご契約は年間契約となります。

 Orion Risk Radar. は、イスラエルの Rescana(リスキャナ)社 が開発したエンジンを使用。サイバー攻撃者がターゲット組織を調べる際に利用するOSINT(Open Source Intelligence)手法を用い、ハッカー視点での調査を行います。本エンジンは、独自AIアルゴリズムによる低誤検知かつ迅速な自動検出を可能とし、イスラエル国内の重要インフラ産業(エネルギー、通信、交通インフラ、金融など)の継続的なセキュリティレビューおよび脆弱性改善の中心的なツールとして活用されています。また、2023年にはCISO Choice Awardを受賞、2024年にはイスラエルの権威ある政府クラウドイニシアチブであるNimbus Tier 5にも評定された確かな実績を有したソリューションサービスとなります。



Rescana社の詳細は右記のURLよりご参照ください。(https://www.rescana.com

■Orion Risk Radar. の特徴

- AIによる独自アルゴリズムで誤検知の少ない、高い精度分析
- リアルタイムの自動リスクアセスメント(スキャン時間:数分~24時間内/検知対象毎 )
- APIにて他システムとの連携が可能
- わかりやすいダッシュボード画面とスコアリングによる危険度を常時可視化
- ポータルやレポートを含め、日本語・英語ともに利用可
- お客さま側でスコアのアルゴリズムや資産の重要度合の変更、リスクアラートの閾値設定など
カスタマイズが可能。
- 通常レポートのほか、エグゼクティブ向けレポートの発行が可能
- 高いコストパフォーマンス(初期費用なし、月額60,000円(税別))


サービスの詳細はコチラから

■なぜASMがセキュリティ対策に求められるのか

 近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速や、クラウド利用の拡大に伴い、企業が所有するIT資産は各部門が独自に調達するなど、情報システム部門が把握できていないIT資産が増加しています。また、リモートワークの普及により社内ネットワークへのアクセス経路が多様化し、攻撃者の侵入経路も拡大しています。こうした変化により、従来のセキュリティ対策だけでは対処しきれなくなっている一方、最新のセキュリティインシデントには、企業の重要データを窃取し、身代金を要求するランサムウェアの被害が世界中で拡大しています。日本国内におけるインシデント発生傾向も世界のインシデント発生傾向とほぼ同様に推移しており、インシデントの主要因は 「外部公開資産の脆弱性」 となっています。こうした、セキュリティ対策が手薄な外部公開資産が狙われるケースが増えていることが明らかになっている背景から、2023年に経済産業省が発表した 「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」 のとおり、自社の外部公開資産を正確に把握し、IT環境の脆弱性を継続的に管理するASMが、従来のセキュリティ対策を補完する重要な対策として注目、推奨されています。

■今後の展望

 サイバー攻撃の高度化にともない、企業がASMに取り組むことが不可欠になりつつある今日、FRTはOrion Risk Radar. を通してお客さまのサイバーセキュリティレベルの向上に貢献することを目指してまいります。また、本サービスでは今後サプライチェーンリスクを管理する追加機能のアップデートを予定しているほか、Orion Risk Radar. 検出された結果に基づくアドバイザリーサービスの展開や、自社の脆弱性診断サービスといったソリューションでお客さまのサイバーセキュリティ対策を包括的にサポートしてまいります。

■Rescana CEO Guy Halfon氏 コメント

 この度、FRT社による 「Orion Risk Radar.」 の立ち上げを、弊社日本パートナーのアスピレイション株式会社と支援できることを誇りに思います。これにより、Rescanaの先進的なサイバーセキュリティ技術が日本に導入されます。日本は、当社にとって戦略的に極めて重要な市場です。これまでに国家レベルでのサイバーレジリエンス支援に関する豊富な経験を積んでおり、その知見を日本の組織や重要インフラが抱える独自のニーズに活かせることを大変嬉しく思っています。

 Orion Risk Radar. は、RescanaのAI駆動型OSINTエンジンを搭載しており、リアルタイムでのリスク検知、実際の攻撃傾向に基づく対応の優先順位付け、そして誤検知の最小化を実現します。このアプローチは攻撃者の思考と行動を反映しており、攻撃者視点のプロアクティブな防御を可能にします。当社の技術は、イスラエル政府と米国政府が支援するBIRD財団のサイバーセキュリティ共同プロジェクトなどを通じて実戦投入されており、重要インフラを高度な脅威から守るために実証されています。私たちは、日本中の組織に対し、実効性のある保護と運用効率の向上を提供することに、共に取り組んでまいります。

※アスピレイション株式会社の詳細は右記URLよりご参照ください。(https://aspirationcorp.com

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

[お問合せ・ご連絡先]
FRT株式会社 ソリューション営業部
   〒901-2560 沖縄県浦添市牧港五丁目2番1号
    T E L : 098-942-6609(代表)
    F A X : 098-942-6613
    E-mail: cs_frt@firstriding.co.jp
  U R L : https://www.firstriding.co.jp
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