プレスリリース

JTOWER、ドコモから取得した鉄塔で初となる携帯キャリア4社によるタワーシェアリングを開始

リリース発行企業:株式会社JTOWER

情報提供:

株式会社JTOWER(代表取締役社長:田中 敦史、本社:東京都港区)は、通信事業者から取得した通信鉄塔で初となる携帯キャリア4社によるタワーシェアリングの運用を開始することをお知らせします。沖縄県に所在する鉄塔で、調整・準備が整った携帯キャリアから順次、運用が開始されます。

JTOWERは2020年より屋外タワーシェアリング事業に本格参入し、自社にて建設する鉄塔のほか、広く通信事業者各社からの鉄塔の買取(カーブアウト)を積極的に進めることでシェアリングへの利用が可能な鉄塔を増やし、体制を強化しています。2022年以降、NTTドコモ*1、NTT東日本*2、NTT西日本*3が保有する通信鉄塔を譲り受ける契約を締結、所有権の移管を進めており、約7,400本の通信鉄塔を運用しています(2025年3月時点)。

タワーシェアリングの活用により、通信事業者の設備投資、運用保守にかかるコストを削減できることはもちろんのこと、工事回数が減ることによる環境負荷の低減、景観への配慮にもつながります。
さらに通信インフラの保守においては、過去敷設した通信鉄塔の老朽化による補修や建て替えなどに加え、大規模災害への対応も必要とされており、携帯基地局における運用の安定性や維持コストが通信業界における大きな課題となることが予想されます。こうした中、通信事業者間での既存インフラの共同利用は今度、課題を解決する有効な手段として期待されています。

JTOWERはインフラシェアリングのパイオニアとして、これまで培ってきた通信分野における技術・知見を最大限発揮し、社会のデジタル化とともに、既存インフラ設備の有効活用を推進し、持続可能な社会の実現に向け貢献してまいります。

*1:株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:前田 義晃、本社:東京都千代田区)
*2:東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:澁谷 直樹、本社:東京都新宿区)
*3:西日本電信電話株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:北村 亮太、本社:大阪府大阪市)





【携帯キャリア4社のタワーシェアリングを開始予定の鉄塔(沖縄県今帰仁村)】




株式会社JTOWER
株式会社JTOWERは、国内初のインフラシェアリング会社として2012年6月に設立。建物内の携帯電話の設備を一本化する屋内インフラシェアリング・ソリューションのほか、屋外では郊外・地方エリアをカバーするタワーシェアリング、都市部を中心とした多機能型ポールなど事業領域を拡大。「日本から、世界最先端のインフラシェアリングを。」というビジョンのもと、未来に向けた幅広いサービスを展開しています。

設立     :2012年6月
本社所在地  :東京都港区南青山2-2-3
代表取締役社長:田中 敦史
URL     :https://www.jtower.co.jp/


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