沖縄で過ごす読書の秋は、海からの風を感じながら本の世界に浸る
圧倒的な絶景とスケールを誇る海カフェ「バンタカフェ by 星野リゾート」 では、2025年9月20日から11月9日に、海風を感じながら読書の秋を満喫するイベント「よんなー BOOKdays」を開催します。沖縄は「読者よりも著者が多い」(*)といわれるほど、出版活動が盛んで、沖縄料理のレシピ本や琉球の文化を伝える書籍に、民話の絵本など様々な本が出版されています。このイベントでは、崖の上から浜辺へと広がるバンタカフェのあちこちで読書が楽しめるほか、週末には、産地ならではの掘り出し物に出会えるブックフェアも開催。フェアでは沖縄の方言「しまくとぅば」で語る読み聞かせ会もあり、消滅の危機と言われる沖縄方言に触れます。また、カフェメニューには、本に見立てたオリジナルスイーツも登場し、心地よい秋風を感じながら「のんびり読書を楽しむ。=よんなー読書」が体験できます。
*沖縄県は一人当たりの書籍・雑誌購入額が全国最下位(出版物販売額の実態2011)だが、18年3月時点で県内に拠点を置く出版社は18社。人口比では東京や京都などに続く規模(出版年鑑2018) 参考:沖縄出版協会 第 21 回東アジア出版人会議(2016年)
産地で出会う、特別な1冊
沖縄県は、歴史をはじめ、芸能、産業、言語など、本になる題材が多いことから出版活動が盛んです。県内の書店には郷土本コーナーが大きく設けられていますが、輸送コストなどから、本土の書店には並びにくく、産地だから出会える書籍があります。沖縄特有の出版文化を応援したい、書籍を通して沖縄の新しい魅力を見つけてほしいとイベントの開催に至りました。常設の本棚には沖縄ゆかりの作品が並ぶ他、期間中のブックフェアでは、街角にある小さな書店が選りすぐりの作品を揃えて、バンタカフェに集まります。
本を通して、沖縄の文化や海の美しさに触れる
沖縄賢人のライブラリー「うちなんちゅの本箱」
海辺の自然を生かしたバンタカフェのランドスケープを活かし、海からの風が渡る「海辺のテラス」や高台の「大屋根デッキ」など、敷地のあちらこちらに小さな本箱を設置します。本箱のオーナーは、沖縄在住(うちなんちゅ)の賢人たち。やちむん作家、海人、空手家など、個性豊かな方々がすすめる本が並ぶほか、県内の書店員がすすめる「沖縄」「海」「食」「旅」などの書籍約100冊が揃い、バンタカフェの好きな場所で読書を楽しむことが出来ます。
本箱は沖縄生まれの建材「花ブロック」がモチーフ
沖縄の文化が丸わかりブックフェアと沖縄方言の読み聞かせ会
期間中の週末には、県内各地の古書店や棚主型の書店などがバンタカフェに集まります。書店員と楽しくおしゃべりをしながら、掘り出し物に出会えるほか、沖縄の方言「しまくとぅば*」を知る絵本の読み聞かせ会を行います。本を通して、沖縄の文化や方言に触れます。
地元有志による読み聞かせ会
*「うちなーぐち」「しまくとぅば」とも言われる沖縄方言は、2009年にユネスコが消滅の危機”Atlas of the World’s Languages in Danger”と提言しています。 参考 文化庁・消滅の危機にある言語・方言
【うちなー古本市と読み聞かせ会】開催日:2025年10月12・19・26日
読書をしながら楽しむ“食欲の秋”。本をモチーフにしたスイーツが登場
イベント期間中のカフェでは、沖縄の人々に古くから親しまれているおやつ「ちんぴん」(沖縄版クレープ)をアレンジした、ミルクレープならぬ「ブックレープ」を販売します。クレープ生地をページに見立て、バナナと黒糖キャラメルのクリームと生地を重ねたユニークなスイーツです。
ブックレープ 800円(税込)
「よんなーBookdays」概要
期間:2025年9月20日から11月9日
うちなー古本市と読み聞かせ会:2025年10月12・19・26日開催
イベント限定メニュー:ブックレープ 800円(税込)
■バンタカフェ by 星野リゾート
国内最大級の海カフェ
圧倒的な絶景とスケールを誇る国内最大級の海カフェ。海を見渡す崖の上から浜辺へと続く敷地内には個性豊かな4つのエリアがあり、その日の気分で見つけたお気に入りの場所で、沖縄らしいドリンクやフードが味わえます。
所在地:〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間560
電話:098-921-6810
営業時間:10:00~日の入り後1時間(日の入りにてラストオーダー)、土日祝は8:00~
アクセス:那覇空港より車で約60分、那覇空港からリムジンバスで約90分
URL:https://banta-cafe.com/