サンフロンティア不動産株式会社(東証プライム8934)の連結子会社であるサンフロンティアホテルマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳村 一幸、以下、当社)は、沖縄県名護市に新たなホテル「日和ホテル沖縄名護」を2027年7月に開業いたします。
2025年8月27日(水)には、起工式が執り行われ、関係者が参列して工事の安全と地域の繁栄を祈願いたしました。
右:「日和ホテル沖縄名護」外観完成予想パース 左:安全祈願祭の様子。左から、株式会社ツナミ組 代表取締役 津波良隆氏、当社 代表取締役会長 堀口智顕、 名護市長 渡具知武豊氏、株式会社藤田建築設計事務所 代表取締役社長 藤田秀明氏
■「日和ホテル沖縄名護」開業の背景について
沖縄県は近隣人口約17億人を擁する東アジアの中心に位置し、美しい海が魅力の南国リゾートとして開発が進み、来島客数は年間1,000万人に迫るなど、ますます繁栄が期待される地域です。那覇空港の拡張が起爆剤となり、国際線直行便が増便され、その利便性が増す中でインバウンドの来島も増えてきています。そのような環境下、沖縄本島北部の中心都市である名護市は、2021年7月に世界自然遺産に登録された、亜熱帯の森「やんばる(山原)」の玄関口として知られています。周辺には沖縄の美しい海をそのまま切り取ったような「美ら海(ちゅらうみ)水族館」、エメラルドグリーンの海上を一直線に渡る本島最長の1,960メートルの古宇利(こうり)大橋、白砂と透明度の高い海が魅力の瀬底(せそこ)ビーチなど、多彩な観光スポットが点在しています。さらに、2025年7月に大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンするなど、人々を引き付ける観光資源が豊富で、今後の発展が期待されています。また、那覇空港からは沖縄自動車道を利用して約1時間というアクセスの良さも魅力です。自然と観光資源、そして利便性を兼ね備えた名護市は、北部観光の拠点として大きな可能性を秘めています。
一方で、名護市は長らく周辺観光地への通過点とされてきた側面があり、沖縄本島北部地域の一部では県平均に比べて所得水準が低く、過疎化が進むといった課題を抱えています。
当社グループは、地域創生をテーマにホテルの展開を進める中で、このような地域課題の解決には、観光を基盤とした持続可能な経済循環の構築が不可欠であると考えています。1999年の創業以来掲げる社是の「利他」精神を礎に、人・街・地域がともに豊かになる社会を創る事業を推進してまいりました。2015年からはホテル開発・運営事業を本格化し、地域の特性や文化を活かした宿泊施設を全国で展開しています。具体的には2017年以降、新潟県佐渡市において観光ホテルやビジネスホテルの運営に加え、レンタカー・観光バスといった交通インフラ整備や体験型観光の創出など、地域活性化に直結する地域創生事業を進めております。沖縄県においても宮古島・西里通り中心部にホテルを建設し、多くのお客様にご利用いただくことで、周辺への飲食店集積や街の賑わいを創出し、さらには、地域課題である住宅不足の解消にも取り組むなど、観光業にとどまらず、地域に根差した多様な事業を展開しています。
こうした経験を活かし本ホテルの開業を通じて、名護市を滞在型観光の拠点として確立し、やんばるの自然や文化の魅力を国内外に発信するとともに、地域の魅力を掘り起こし、地域経済の持続的な発展に貢献してまいります。
「日和ホテル沖縄名護」について
「日和ホテル沖縄名護」は、名護東道路の終点・伊差川インターチェンジから車で約7分、那覇空港からも約70分と、北部観光の拠点として相応しい立地にあります。沖縄本島を南北に走る主要幹線・国道58号線が近くを通り、車での移動も大変便利で、徒歩5分圏内には「イオン名護店」、「MEGAドン・キホーテ 名護店」、「サンエー為又シティ」や専門店などが集積しています。市民が最も集まる賑わいのあるエリアで、飲食店も多いため、滞在中は大変便利で快適にお過ごしいただけます。また、2025年7月に開業した「ジャングリア沖縄」へは車で約11分、「美ら海水族館」へも約27分と、主要な観光地へのアクセスもスムーズで、沖縄本島北部の魅力を存分にお楽しみいただくための観光滞在の拠点として最適です。
【ホテルの特長】
「日和ホテル沖縄名護」のコンセプトは、『沖縄を楽しむ心温かいホテル』。
利便性の高い立地にあり、ゆったりと流れる時間に身をゆだね、心身ともにくつろぎながら、多彩なアクティビティをご堪能いただけます。素足でリラックスしながらお過ごしいただける客室、サウナやシルキーバスを備えた大浴場、ハッピープレゼントやお夜食、沖縄の食材をふんだんに使った美味しい朝食などをご用意し、快適なご滞在を実現します。お客様お一人おひとりの大切なひとときが、愛情あふれる心温かなスタッフのおもてなしによって、より豊かな時間となりますよう心より願っております。
1. カップルやご家族、グループでの滞在にも便利な客室を6割ご用意
「ダブルルーム」(イメージ) 「コネクティングルーム」(イメージ)
客室は、3名様でご利用可能な「ツインルーム」(18.27m?)と、4名様でご利用可能な「和モダンルーム」(22.21m?、28.42m?)が全体の6割を占め、グループ滞在には最大6名様でご利用いただける「コネクティングルーム」を8組ご用意。
「ツインルーム」には、カウチ(寝そべることができるソファ)を設置し、ゆったりとくつろげる空間をご用意します。広さの異なる「和モダンルーム」は靴を脱いでくつろぐ作りとし、上質な補助マットレスを常設、使い勝手の良い洗面台を備えた浴室・トイレ独立型のバスルームで快適さを追求します。このほか、お一人様で広々とくつろげる「ダブルルーム」や、琉球畳の和の趣あふれる客室もご用意し、お子様やご年配のお客様にも安心してご滞在いただける環境をご提供します。
全客室には、サータ社製の快眠ベッドをはじめ、ソファやテーブル、大型テレビ、電子レンジ、2ドア冷蔵庫、ミニバーを完備し、靴を脱いでくつろげる自宅のような快適空間をご用意します。
2. 女性スタッフがお客様目線で選ぶ充実したアメニティ
客室には女性スタッフが厳選した「日和ホテル」ならではのアメニティをご用意し、身軽で快適なご滞在をサポートします。ヘアードライヤーやヘアアイロンのほか、旅の疲れをほぐすフットマッサージャー、雨の日に便利な靴乾燥機を完備。バスルームには、上質なPOLA「アロマエッセゴールド」シリーズのバスアメニティをご用意し、クレンジングオイルやローションなどスキンケアアイテムも取り揃えております。さらに、1階フロントのフリーアメニティコーナーでは、綿棒、コットン、ボディタオル、ヘアブラシ、ヘアゴム、カミソリ、ティーバッグなどを必要な分だけ自由にお選びいただけるなど、快適なご滞在を細やかにサポートいたします。
3. 大浴場で心と体をリフレッシュ
天然温泉さながらの心地よさを追求した人工温泉の大浴場をご用意します。男性用浴場にはサウナと水風呂、女性用浴場には肌触りの優しいシルキーバスを備え、レジャーやお仕事での疲れを心身ともにリフレッシュしていただけます。さらに、マッサージチェアや琉球畳の落ち着いたリラクゼーションスペースを設け、湯上がりには無料のアイスキャンディーをご用意。ゆったりとしたひとときをお楽しみいただけます。
4. 沖縄の恵みを味わう、開放感あふれるレストラン
南国の陽光とやんばるの自然に包まれた癒しの空間で、沖縄ならではの食の魅力を味わえるレストランでお客様をお迎えします。沖縄近海の新鮮な魚介や、本部半島周辺で採れた旬の野菜をふんだんに使用し、地産地消を大切にした健康的なお料理をお楽しみいただけます。
朝食は「地元の食材」「からだに優しい」「選ぶ楽しさ」をテーマに、沖縄料理をはじめ和洋の多彩なメニューをブッフェスタイルでご提供します。
大浴場(イメージ)
レストラン(イメージ)
5. 心温かい“ちょっと嬉しい”サービス
日和ホテルでは、「ホテルライフをもっともっとハッピーに」「お客様にご到着時から満面の笑顔になっていただきたい」そんな想いを込めた、心温かい楽しいホテルづくりを推進しています。入浴剤やフェイスパック、お子様向けのおもちゃなど、選べるハッピープレゼントをはじめ、各種のウェルカムドリンクや、お夜食には料理長こだわりのお出汁(だし)でいただく、日和ホテル名物「日和だし茶漬け」「日和沖縄そば」など、“ちょっと嬉しい”サービスを実施予定です。そして何よりも、心温かなスタッフが笑顔でお迎えし、親切かつ丁寧なサービスで快適なご滞在をお約束できるよう準備を進めてまいります。
フロントロビー(イメージ)
事業計画概要
<ホテル名称>日和ホテル沖縄名護
<所在地>沖縄県名護市字為又(びいまた)876-1
<構造>鉄筋コンクリート造 9階建
<敷地面積>2,171.00 m?
<延床面積>4,396.54 m?
<客室数>156室 予定
<客室特長>
3名様以上でご利用可能な客室6割以上
全室に電子レンジ・2ドア冷蔵庫、大テーブル、ソファ、ミニバー、大型スマートTV、
ヘアードライヤー、ヘアアイロン、フットマッサージャー、靴乾燥機、
加湿機能付き空気清浄機を完備。
・ダブルルーム(14.10~15.81m?)55室
・ツインルーム(18.27m?、3名対応)60室(内、コネクティングルームが8組)
・和モダンルーム(22.21m?、定員4名)32室
・デラックス和モダンルーム(28.42m?、定員4名)7室
・ユニバーサルルーム(17.40~19.14m?)2室
<付帯設備>
1階:ロビー、レストラン、男性大浴場(サウナ、水風呂)、駐車場110台(敷地内・周辺含む)予定
2階:女性大浴場(シルキーバス)、ランドリー
<開業時期>2027年7月 予定
※掲載の情報は計画段階のものであり、今後変更となる可能性があります。
※本計画におけるイメージは、すべて完成予想パースを使用しております。
自社ホテルブランド「日和(ひより)ホテルズ&リゾーツ」の旗艦ブランドである『日和ホテル』は、“心温かい楽しいホテル”をコンセプトに、女性の声を反映して誕生しました。旅先でも優しさに包まれた心地よい時間を提供し、きめ細やかなホスピタリティと快適な空間づくりにこだわっています。『日和』には「よい天気」「心地よい日常」という意味と、お客様のご宿泊を「心晴れやかに、くつろげるものに」という想いが込められています。また、「旅行日和」「行楽日和」のように、旅の目的に最適な一日をご提供し、お客様お一人おひとりに合わせた上質な時間と空間を創出します。
現在、「日和ホテル舞浜」「日和ホテル大阪なんば駅前」「日和ホテル大阪住之江公園駅前」の3施設を展開しており、2027年春に「日和ホテル近鉄奈良駅前」、2027年7月には5施設目の『日和ホテル沖縄名護』を開業予定です。
サンフロンティアホテルマネジメント株式会社
創業以来、社是を「利他」に定め、ご宿泊いただくお客様に、心安らかに、快適に滞在してもらいたいという想いから、働くスタッフの心が温かい愛に溢れた従業員教育を大切にしています。その結果としてお客様視点を徹底的に追求するホテル運営を行っています。どのホテルブランド(温泉&リゾート・シティリゾート・地域創生・オリジナルコレクション)も、働く従業員の笑顔が溢れる心温かい接客、そして、きめ細やかな心遣いで、お客様にはパーソナルなプラス アルファをお届けし、“心温かい楽しいホテル”につくり込んでいます。
世界各国のお客様に喜んでいただくために、お客様視点にこだわり、日本ならではの和の心を取り入れたおもてなしを提供し、お客様にとって「世界でたった一つのホテル」と感じていただけるホテルを目指しています。
当社は、今後も引き続き、人が集うホテル・観光事業を通じて、地域に人の流れと活気を生み出し、地域の発展に貢献することを目指してホテル開発・運営拡大に取り組みます。
“ゼロから作り上げる喜びを味わえるサンフロンティア・ホテルグループ”の強みを活かし、日本全国で多様なホテルを展開してまいります。
【会社概要】
会社名:サンフロンティアホテルマネジメント株式会社
代表取締役会長:堀口 智顕
代表取締役社長:柳村 一幸
設立:2015年8月
本社:東京都千代田区有楽町 1-2-2 東宝日比谷ビル8階
事業内容:ホテル開発・運営事業等 URL:https://www.sfhm.co.jp
サンフロンティア不動産株式会社
サンフロンティア不動産株式会社は、東京都心部におけるオフィスビルの再生と活用を中心に事業を展開し、「利を求むるに非ず、信任を求むるにあり。変わるのは自分、お客様視点でお困りごとを解決する。期待以上で応える!」という方針のもと、“世界一お客様に愛されるビジョナリー・カンパニー”を目指しています。
中核の不動産再生事業(リプランニング(R))では、ビルの購入から、再生・活用企画、建設工事、テナント誘致、滞納賃貸保証サービス、管理、販売、そして、その後のビル経営に至るまで、一貫した不動産サービスをワンストップで提供しております。事業を通じて、ビル経営者様やテナント様と一体となり、豊かでサステナブルな街づくり、社会づくりに取り組んでいます。
【会社概要】
会社名:サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役会長:堀口 智顕
代表取締役社長:齋藤 清一
設立:1999年4月
本社:東京都千代田区有楽町 1-2-2 東宝日比谷ビル14階
URL:https://www.sunfrt.co.jp/
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