オリオンビール株式会社(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役社長 兼 執行役員社長CEO 村野 一)は、沖縄のボタニカル素材を使用した新商品「沖縄香るクラフトジンソーダ」を、2025年9月24日(水)より沖縄県を除く全国で、9月30日(火)より沖縄県内で発売いたします。
今回発売する「沖縄香るクラフトジンソーダ」は、沖縄ならではの素材である「月桃」と「シークヮーサー」を取り入れ、クラフトジンをベースに仕立てた爽快なジンソーダです。月桃は沖縄で古くから親しまれてきた植物で、葉から漂う爽やかでやさしくフローラルな香りが特長。シークヮーサーの明るい柑橘香とともに、ジン特有のジュニパーベリーの清涼感と重なり合い、華やかで心地よい余韻を感じられる味わいに仕上げました。
最大の特長は、植物素材をお酒に漬け込んで造る「浸漬ジン(コンパウンドジン)」を使用していることです。一般的なジンは、ボタニカルを蒸留する方法が一般的ですが、本商品では一般的なジン原料であるジュニパーベリーや月桃などを浸漬したジンとシークヮーサー果汁を原料に使用することで、香りに加えて素材そのものの風味まで溶け込ませています。その結果、月桃とシークヮーサーを主とした沖縄素材の複層的な香りが、ジン特有の香りや炭酸の爽快感と重なり合い、気持ちが晴れ渡るような心地よい爽やかさを感じていただけます。また、液色は透明ではなく、素材由来の淡い黄色を帯び、一般的なジンにはない自然な彩りと、素材の息づかいを感じさせる見た目もお楽しみいただけます。
味わいは甘くないため、食事のシーンでも料理を邪魔せず楽しめます。さっぱりとした後味が口の中をリフレッシュしてくれるので、肉料理との相性良好です。さらに、月桃の華やかな香りはリラックスしたいときの一杯としても適しており、さまざまなシーンで心地よい時間を彩ります。
沖縄の自然が育んだ植物素材と、クラフトならではのこだわりが生んだ新しいジンソーダを、ぜひお楽しみください。
【月桃(げっとう)】
沖縄や奄美大島、台湾などの温暖な地域に群生するショウガ科の植物。どこか懐かしさを感じさせる爽やかな香りと、緑色の大きな葉が特長です。毎年4~6月頃には白く可憐なつぼみを付け、その後ランに似た黄色の花を咲かせます。本商品のパッケージデザインにも、紅型風の絵柄で沖縄素材の「月桃」を表現しました。