琉球大学数理・データサイエンス・AI教育推進室(所在地:沖縄県中頭郡西原町、学長:喜納育江、室長:獺口浩一)と公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田忍)は、連携協力に関する協定締結式を下記のとおり執り行います。本協定にもとづき、お互いが行う数理・データサイエンス・AI教育活動における協力を推進し、数学力向上を基盤に相互の教育活動の一層の進展に資することを目的とします。
記
1.協定締結式
(1) 日 時
2026年10月19日(月)11時30分〜(30分程度)
(2) 場所
琉球大学 千原キャンパス 大学本部棟4階 第1会議室(沖縄県中頭郡西原町字千原1)
(3) 出席者
・琉球大学 学長 喜納育江
・琉球大学 数理・データサイエンス・AI教育推進室長 獺口浩一
・公益財団法人日本数学検定協会 理事長 高田忍
(4) 次第
1.開式
2.挨拶
・公益財団法人日本数学検定協会 理事長 高田忍
・琉球大学 学長 喜納育江
3.協定書署名・記念撮影
4.懇談
5.閉式
2.本協定の連携協力事項
(1) 数理・データサイエンス・AI教育活動に関すること。
政府の「AI戦略」においては、「数理・データサイエンス・AI」を理解し、活用できる人材の育成が喫緊の課題とされ、すべての大学・高専生年間約50万人が「数理・データサイエンス・AI」に関するリテラシーを修得することが求められています。この課題に対し、当協会と同学は、これまでの知見を生かし、相互に連携し、DX人材、地域人材および産業人材の育成等を目的とした数理・データサイエンス・AI教育活動を推進してまいります。
(2) その他本協定の目的のために双方が必要と認める活動に関すること。
上記(1)に限らず、必要に応じて随時、連携協力事項の検討を進めてまいります。
■ 地域の課題解決に向けた おもな連携協定締結先とその概要
当協会は、算数・数学教育を通じた地域社会への貢献および課題解決をめざし、これまでも全国の自治体や企業との連携協定を積極的に推進してまいりました。
1. 2021年10月
東洋システム株式会社、タイ国立コンケン大学、日本数学検定協会の三者が連携協定を締結。タイの学生の環境問題への意識向上をはかり、課題解決に向けた人材育成につなげる
2. 2023年3月
福島県いわき市、株式会社データミックス、日本数学検定協会の三者が連携協定を締結。データを活用した「次世代型産業創出人財」の育成をめざす
3. 2025年3月
東京都三鷹市教育委員会との連携協定を締結。放課後を含めた算数・数学的活動などを通じて、相互の発展をめざす
4. 2025年8月
石巻専修大学との連携協定を締結。算数・数学力向上を目的とした共同研究などを通じて、相互の発展や地域社会の活性化などをめざす
5. 2026年1月
公立千歳科学技術大学との連携協定を締結。DX人材、地域人材および産業人材の育成等を通じて、地域社会および地域産業の振興と相互の発展に資することをめざす
6. 2026年9月
岡山県真庭市との連携協定を締結。「真庭市高校サテライトキャンパス推進事業」を通じて、多様な学びへの接続を図る
7. 2026年10月
サイバー大学との連携協定を締結。相互の発展に加え、数学力向上を基盤に人材育成や地域課題の解決等をめざす
当協会の行うおもな公益事業
●「数検」について
実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1〜11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第 1 回を実施した 1992 年からの累計志願者数は 800 万人を突破しており、いまや進学・就職に必須ともいえる算数・数学に関するスタンダードな検定です。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、タイなどでも実施され(累計志願者数は60,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数はのべ数です。
●ビジネス数学検定について
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるIBT(Internet Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
●データサイエンス数学ストラテジストについて
「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、五肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。
●CBOMSについて
「CBOMS」(Certification for Business-Oriented Mathematics Skills)は、ビジネスにおいて必要とされる数学力・数学活用力を測定する検定です。学校で学ぶ数学とは視点が違い、算数レベルの四則計算や割合の計算をビジネスシーンに応じて正しく活用できることに主眼を置いています。また、ビジネススキルを国際的な視点で測定するため、検定はすべて英語で出題されます。