リリース発行企業:NPO法人琉仁福祉会
就労継続支援B型事業所「LARGO 沖縄」(所在地:沖縄県沖縄市比屋根、運営:NPO法人琉仁福祉会、理事長:田中圭周)は、2026年11月1日より古着に関する作業をメインにした新しい体制でスタートします。本件は従業員の採用募集ではなく、障害福祉サービス(就労継続支援B型)の新たな作業体制のご案内です。古着店やリユース・EC事業者から業務委託で受けた商品を事業所で預かり、フリマアプリ・ECへの出品代行、採寸、検品、撮影、仕分け、梱包・発送といった工程を利用者が担います。作業の種類が多いため、体調や得意不得意に合わせて「自分にできる仕事」を選べることが特徴です。見学・体験は随時受け付けています。
背景:なぜB型事業所で古着なのか
古着の仕事は、一点ずつ状態を見て、サイズを測り、写真を撮り、説明文を書いて出品し、売れたら梱包して発送する、という小さな工程の積み重ねです。工程が細かく分かれているから、集中するのが得意な人、手元の作業が得意な人、文章を書くのが好きな人、服が好きな人、それぞれに合う役割があります。
これまでのコーヒーの製造・販売(自社ブランド「BISTARGO COFFEE」)やパソコン作業を通して、利用者から「もっと自分に合う仕事をしたい」「将来につながるスキルを身につけたい」という声を聞いてきました。古着の出品代行や検品は、企業から安定して仕事を受けられ、かつEC・リユース業界でそのまま通用するスキルです。これをメイン作業に据えることで、工賃の向上と、一般就労へのステップの両方を目指します。
あわせて、捨てられる前の服をもう一度誰かの手に渡す仕事は、衣料廃棄を減らすことにもつながります。沖縄の事業所から、服を無駄にしない循環に加わります。
この取り組みの新規性・社会的意義
1. B型事業所の作業を「企業から受託したEC・リユース業務」に置き換える
就労継続支援B型の作業は、内職的な軽作業や施設内での製造・販売が中心で、工賃は全国平均で月額2万円前後にとどまっています(厚生労働省公表値)。LARGO沖縄は、古着店・リユース事業者から出品代行・検品・採寸・撮影・梱包を業務委託として受け、事業所の主要作業に据えます。企業の実務をそのまま担うことで、作業単価を上げ、工賃の底上げを目指します。
2. 工程を細かく分け、障害特性に合わせて役割を選べる設計
古着のEC化は「仕分け→検品→採寸→撮影→出品→梱包→発送」と工程が多く、集中力・観察力・文章力・手先の器用さなど、必要な力が工程ごとに違います。この特性を活かし、一人ひとりが得意な工程から入り、支援員と相談しながら担当を広げていく仕組みにしました。「全員が同じ作業をする」のではなく、「作業のほうを人に合わせる」のが特徴です。
3. 一般就労に直結するスキルが身につく
検品・採寸・EC出品はリユース・EC業界で日常的に求められる業務です。B型での経験がそのまま職歴・スキルとして通用するよう、作業手順を企業の実務基準に合わせます。希望者には同法人のBISTARGO相談支援センターと連携し、A型・一般就労への移行を支援します。
4. 衣料廃棄の削減と地域のリユース産業への参加
捨てられる前の服を再び流通させる工程を担うことで、衣料廃棄の削減に寄与します。福祉事業所が地域のリユース・EC事業者の業務パートナーになるモデルを沖縄から広げていきます。
作業内容:利用者が携わる古着の仕事
企業から業務委託で受けた古着を、次の工程に分けて作業します。すべてをこなす必要はなく、支援員と相談しながら得意な工程から始め、少しずつ広げていきます。

特徴
- 作業の種類が多い。 座ってできる作業も、体を動かす作業も、PCを使う作業もあります。その日の体調に合わせて選べます。
- 企業から実際に委託された作業である。 自分の作業が、そのまま商品として誰かの手に渡ります。工賃は作業量・工程に応じてお支払いします(見学時にご説明します)。
- 次につながる。 検品・採寸・EC出品はリユース・EC業界で求められるスキルです。希望する方には、一般就労やA型への移行を、同法人のBISTARGO相談支援センターとともに支援します。
- 少人数で落ち着いた環境。 定員20名。支援員がそばにいて、ひとつひとつの工程を丁寧に教えます。

作業室。落ち着いた環境で作業に取り組めます
ご利用について(障害福祉サービスの利用に関するご案内であり、求人ではありません)

見学・体験から利用開始まで
- お電話(050-8889-3410)・Webフォーム・LINE・InstagramのDMで見学を予約する(ご家族・支援者の同伴歓迎)
- 事業所を見学し、作業の様子を見る(約30分)
- 希望に応じて最長2週間の実習(体験利用)をする(無料)
- 相談支援専門員・市町村窓口と利用計画を作成し、受給者証を準備する(手続きはスタッフがサポート。沖縄市の窓口は市役所 障がい福祉課。なお2025年10月以降、新規利用は原則として「就労選択支援」を経てからになります。対象は市町村が判断)
- 契約して利用開始。最初は短時間・少日数からでも構いません
相談支援事業所・医療機関・学校のご担当者からのお問い合わせもお待ちしています。
代表コメント
NPO法人琉仁福祉会 理事長 田中圭周(精神保健福祉士)
「古着の仕事は、一点ずつ見て、測って、撮って、書いて、送るという小さな工程の積み重ねです。ひとつひとつは地味ですが、どれかひとつが欠けても商品は売れません。だからここでは、誰かの得意が必ずどこかで役に立ちます。服が好きな人も、ものを整えるのが好きな人も、文章を書くのが好きな人も。自分のペースで、本物の仕事をしてみたい方は、まず見学に来てもらえたら嬉しいです」
事業所概要


LARGO 沖縄 外観(沖縄市比屋根3-12-21)
見学・体験のお申し込み・本件に関するお問い合わせ先
就労継続支援B型事業所 LARGO 沖縄(NPO法人琉仁福祉会)
電話:050-8889-3410(9:00〜17:00、日祝休み)
FAX:050-3101-4435
メール:largookinawa1101@gmail.com
お問い合わせフォーム:https://ryujin-welfare.org/contact/(LINEでのご相談も可)
利用をご検討の本人・ご家族・支援者の方、相談支援事業所・医療機関・学校のご担当者は、上記までご連絡ください。報道関係者の取材・撮影も歓迎します(利用者の撮影は本人の同意を得たうえで対応します)。