「復帰40周年記念石垣港みなとまつり」と「第13回みなとの夕べ」が7月15日・16日、石垣港離島桟橋ターミナル(石垣市美崎町)をメーンに開催され、大勢の家族連れや観光客で盛り上がった。
同イベントは7月16日の「海の日」にちなみ、石垣港の役割を理解してもらい、港のさらなる活性化を図る目的で開催。主催は、石垣港湾事務所、石垣市港湾課、石垣海上保安部、八重山ヨットクラブ、みなと通り会。
台湾からの大型客船「スーパースターアクエリアス」や、巡視船「くだか」の船内見学のほか、名蔵湾へのヨットクルーズが行われた。約1000匹のグルクンが用意された「グルクンつかみ取り」や「もずくつかみ取り」なども行われ、会場では子どもの歓声が上がった。魚汁の無料配布には長蛇の列ができた。
離島ターミナル内では「石垣港パネル展」や「みなとのミニブロックづくり」を展開。石西礁湖(せきせいしょうこ)サンゴ礁基金コーナーでは、養殖サンゴやオニヒトデ、ハブクラゲの水槽が登場。釣り大会には28人が参加し、俵隆行さんが重さ18キロものロウニンアジを釣り上げ優勝した。
両日にわたり、船を舞台にしたライブイベント「みなとの夕べ」には多くの人が来場し、最後には打ち上げ花火を楽しんだ。出演者はRYOEI、きいやま商店、なるとバンド、石垣島ハイサイバンド、stupid dog、池原コーイチ、X-1ら。
RYOEIさんは「世界に誇れる八重山諸島の美しいサンゴ礁を守りたい」という気持ちを歌にし、最後にきいやま商店と共に会場が一つとなって「夢色のさんご」を歌った。両者は、石西礁湖サンゴ礁基金から「サンゴサポーター」に任命された。