石垣「一休食堂」(石垣市石垣、TEL 080-8381-5089)2階に7月7日、ハーブティー&スイーツの「はぁぶりー」が開店した。
店長は小禄輝美さん。平日は、ご主人が経営する一休食堂を手伝い、土日のみ同店を営業する。もともと栄養士で薬草に興味があったといい、石垣島ハーブスクール(嵩西洋子代表)に通ってハーブについて学び、5年を経てその知識・経験を生かす開業の時を迎えた。
店名の「はぁぶりー」は3年前、小学4年の息子さんがローズマリーとハーブから同名のキャラクターを作ったことから。看板にはそのキャラクターを使っている。
2階のプレハブを利用し、店内はテーブル席が6席、オープンテラスは12席を用意。市街地や竹富島を一望できる。
「一休食堂は、平日は男性客がほとんどで食後すぐに店を出る。休日はファミリー客が多いが、デザートを提供していないので、2階に上がりゆっくりと時間を過ごしてもらいたい。半分趣味で作った」と笑う。
小禄さんの「おすすめ」は、さっぱりした後味の「ミントかき氷」(200円)、ハイビスカスティーは、紫色だがジャムを加えると鮮やかな赤へ変わり、目と舌で楽しめる。スパイスティー(以上500円)は、疲労回復に良いとされる。持ち帰りもできるスイーツも用意する。「黒糖・ローゼルケーキ」(180円)や5種類のハーブで作る「栄養くずもち」(150円)などは3日間かけて作る。「パイン&レモンジャム」「ローゼルジャム」「ショウガジャム」(400円)は無添加でお湯を注げばティーとしても楽しめる。「近々ゴーヤを収穫し、ゴーヤジャムにしたい」とも。
同スクールの卒業生の協力も得て、豆パンや月桃の花蒸留水、草木染糸・ストールなども販売する。「仲間が来てくれるとつい話が弾む。お客さまに『気持ちいいねぇ』と言ってもらえれば満足。ハーブは季節で移り変わるのでその時に旬のハーブを提供できれば」と話す。
営業時間は12時~17時。土曜・日曜のみ営業。