メイクマン石垣店(石垣市真栄里)で9月22日、9月20日~26日の動物愛護週間に合わせ「かわいいと思う気持ちを最後まで」をキャッチフレーズにキャンペーンが行われた。
店内には3つの特設会場が設けられ、八重山獣医師会による「ペットの八重山ライフ」講話と「ペットの飼い方相談」、第7回ふれあいフォトコンテストの表彰式、ジャパン・ケンネル・クラブ公認ドッグトレーナーによる「しつけ相談コーナー」、石垣島しっぽの会による犬・猫の譲渡会などが行われた。
たまよせ動物病院の土城勝彦さんは、講話で「犬はおおかみのDNAを持つ生き物で、石垣のような暑い場所での生活には本来適さない。特に夏の間は日中の散歩は避けてほしい。海に連れて行き、元気に走り、楽しそうにしていても安全の指標にはならない。夜に体調が急変し亡くなることもある」と、実例を挙げて警鐘を鳴らした。特に「大型犬、幼犬、老齢犬、肥満犬、シーズー、パグ、ブルドッグなどの短頭犬は熱中症になりやすい」という。
ドッグトレーナーの平安山良孝さんは那覇から駆け付け、しつけの相談に応じた。自宅から犬を連れて多くの人が相談に訪れ、ほえた時の対処や散歩の仕方などを実演を交えて説明した。
犬・猫の譲渡会は、家族の一員となれるか見極めようと親子で訪れ、触れ合う市民も。
第7回動物ふれあいフォトコンテストには33人から72点の応募があり、最優秀賞として、猫を抱く孫を撮影した上原優子さんが八重山獣医師会長賞、学校で飼育しているヤギと児童のふれあいを撮影した宮良綾乃さんが八重山保健所長賞を受賞、賞状と副賞を手にした。