石垣市主催の「第48回石垣島まつり」が11月3日・4日、真栄里公園(石垣市真栄里)で開催された。
パレードコンテストで最優秀賞に輝いたウィングキッズリーダーズの創作ダンス
市の一大イベントとして、「市民の郷土意識の高揚と市民相互の連帯を深め、豊かな明日への創造と地域振興に寄与すること」を目的に毎年開催。新空港開港を目前にした今年は「飛翔」をテーマに開かれた。
初日は、登野城小学校器楽クラブやキッズダンスチーム「クルンバ」などのステージパフォーマンス、地元出身バンドのきいやま商店や日出克さんなどの演奏でステージを盛り上げた。
2日目は市内の大通りで市民大パレードが行われ、児童生徒や鼓笛隊、各字会の旗頭や創作ダンスなど48団体、総勢2200人が参加。勇壮なエイサーの演舞や大きな飛行機の模型、本物の重機の登場などに沿道からは盛んな拍手や声援が送られた。
真栄里公園は、飲食ブースの出店、盆栽展や友好都市物産展、地産地消展示即売会、体験乗馬コーナーや相撲大会など、多彩な催しでにぎわった。舞台では親善友好都市芸能団の演舞や郷土芸能の公演、地元出身の唄者・大工哲弘さんのライブなど、多彩なステージが繰り広げられた。フィナーレは、中山義隆市長のカウントダウンとともに約350発の花火が夜空を彩り、場内からは指笛や拍手、歓声が上がった。
市制施行65周年の節目を祝い、親善都市の愛知県岡崎市、友好都市の北海道稚内市、経済交流などで友好関係を培う愛知県犬山市、種もみの縁で交流の輪が広がっている岩手県からも交流団らが多数参加。パレードや舞台演舞に花を添えた。