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石垣で「青年文化発表会」-6つの青年会が伝統芸能披露

今年は白保青年会が幕開けの演舞「鷲ぬ鳥節」を務めた

今年は白保青年会が幕開けの演舞「鷲ぬ鳥節」を務めた

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 石垣市民会館(石垣市浜崎町)大ホールで11月24日、「青年文化発表会」が開催された。主催は石垣市青年団協議会で、テーマは「島持つぬ絆~変わらぬ思いを受け継ぐ者達~」。

大浜青年会による鳩間節

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 発表を前に、佐久盛喜泉会長は「われわれの祖先の先輩方に素直な心から尊敬と感謝の念を持ち、伝統文化、知恵、要領を学び、次の世代に伝承していきたい。生まれ育った石垣島で生活できる幸せに感謝し、一生懸命練習した成果を披露したい」とあいさつした。

 舞台では、石垣市内の6つの青年会(白保、大浜、平得、宮良、いしゃなぎら、登野城)が、舞踊、劇、狂言、獅子舞、棒術ユンタジラバ、エイサーなどを披露した。

 第1部では白保青年会による「鷲ぬ鳥節」から始まり、大浜青年会の「鳩間節」、平得青年会の劇「ホールザーオン」、宮良青年会の「創作日舞」、いしゃなぎ青年会の「アファリカー狂言」などが披露された。第2部では平得青年会の「かたみ節・宮良川節」、宮良青年会の「ユンタジラバ」、大浜青年会の「日舞」、最後に登野城青年会の「チョウとチョウ」で舞台を締めくくった。各青年団による力強い演技に、会場を埋めた観客から大きな拍手や指笛が送られた。

 同協議会は1977(昭和52)年に結成され、今年で32周年を迎えた。発表会の開催は26回目。会員は20~30歳代を中心に構成される。

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