来年3月に開港を予定している新石垣空港のPRソングのプロモーションビデオ(以下、PV)撮影会が12月8日、石垣港新港地区サザンゲート広場(石垣市八島町)で行われた。
冷たい風が吹く中だったが、子どもから大人まで笑顔で撮影に望んだ
主催は、石垣市主導の「新石垣空港開港PRプロジェクト(ISG-project)」。石垣島出身のBIGIN(ビギン)ときいやま商店のコラボユニット「ビギやま商店」が作詞作曲した新石垣空港PRソング「おかえり南(ぱい)ぬ島」に合わせ、パフュームなどの振り付けを手掛けるMIKIKOさんがオリジナルダンスを考案。島民にもそのダンスを踊りPVに参加してもらうことで、島ぐるみのプロジェクトとして新空港開港の機運を高めることが狙い。
当日は、事前にホームページ上に公開されていた振り付けビデオで練習して参加した島民約800人を5グループに分けて撮影。MIKIKOさんも駆け付け、アドバイスを行った。時折雨が降り、テントで一時待機する場面もみられたが、参加者らは終始笑顔で撮影に望んでいた。
サーファー仲間と夏をイメージして踊ったという川島亜子さんは、「とても楽しかった。忘年会などでも踊りをみんなに披露したい」、八重山高校に通う前本聖奈さんと新田あかりさんは「すごく楽しかった。1時間位で覚えられたのでたくさんの人に踊ってほしい」「空港が完成するまでみんなで石垣を盛り上げて行きたいし、開港後はいろいろな国の人に石垣に来てほしい」とそれぞれ話していた。
PVは完成後、同プロジェクトのホームページで公開される(年明けを予定)。また、これをもとに制作されるスポットCMは、首都圏を中心に街頭ビジョンや映画館での広告などで放映予定。