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小惑星に「やいま」命名-沖縄で「石垣」「聖紫花」「むりかぶし」に続き4例目

矢印の白い点が「やいま」と命名された。斜めに流れている線は、回りの恒星

矢印の白い点が「やいま」と命名された。斜めに流れている線は、回りの恒星

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 国際天文学連合は1月27日、「小惑星回報」で小惑星「やいま」(八重山方言=八重山)が承認されたことを公表した。沖縄に関する小惑星の名前は「石垣」「聖紫花」「むりかぶし」があり、4例目となる。

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 南の島の星まつり実行委員会と石垣島天文台は昨年8月、「南の島の星まつり」で「この星に名前をつけよう」と2008年に石垣島天文台で発見した小惑星(番号=333639)の名前を募集した。9月末まで62通の応募があり、富本和心(とみもと わこ)さん(7)が応募した「やいま」を11月に同連合に申請、承認された。

 2008年8月11日~13日に行われた高校生たちによる研究体験「美ら星研究体験隊」で当時開邦高校1年の大濱彩音さんが惑星を発見、その後石垣島天文台で追跡調査を行い、さらに発見した3つの小惑星の中の一つ。

 発見者は石垣島天文台の当時研究員だった磯貝瑞希さんと国立天文台主任研究技師の福島英雄さん。むりかぶし望遠鏡で最初に認定された小惑星の命名権を石垣市民に譲った。大濵さんの発見した小惑星も、早く命名権ができることを関係者は心待ちにしているという。

 62通の応募の中からは、このほか「ぱいぬしま」「みるくゆー」が入選作として選ばれている。国立天文台は近日記念式典を開催し、命名者表彰や記念品の贈呈を行う。

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