昨年のミス・インターナショナルで日本人初グランプリ吉松育美さんが2月11日、石垣島キャンプを行う千葉ロッテマリーンズ(以下ロッテ)の伊東勤監督と角中勝也選手にチョコレートを手渡した。
吉松さんはバレンタインデーを前に石垣島に来島、ロッテの練習を見学した後、昼休みに伊東監督、角中選手に一足早いバレンタインデーのチョコレートをプレゼントした。
伊東監督にはA4サイズほどの四角いチョコレート。チームスローガン「翔破(しょうは)」やボール、コアラのマーチがホワイトチョコでデコレーションしてあり、中心には吉松さんが1時間かけてチョコで書いた「TAKE THE CROWN!!」の文字。「千葉ロッテには日本一の王冠を手にしてほしいと願いを注入した」と自ら手にした王冠に掛け合わせた。伊東監督は「パワーをもらえた。吉松さんの世界一にあやかり日本一になりたい」。
「バレンタインにはいい思い出がない」という角中選手には「同じ1987(昭和62)年生まれ。WBCで私と同じ世界一になって次世代のヒーローになってください」とチョコで作ったボールに王冠マークを描き、赤いハート型の箱に入れて手渡した。角中選手は「世界一になれたらいいと思う」。
吉松さんは「練習を控室で見ていて、コツコツと努力をしてこそクラウンを手に入れられるということを思い出した。私も初心に戻って活動したい」と話した。