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石垣でジュニア陸上教室-日本のトップアスリートが指導

左から荒川大輔選手、山本慎吾選手、ロンドンオリンピックで活躍した江里口匡史選手

左から荒川大輔選手、山本慎吾選手、ロンドンオリンピックで活躍した江里口匡史選手

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 石垣市中央運動公園・陸上競技場(石垣市登野城)で2月17日、「第3回石垣島ジュニア陸上教室」が開催され、幼児から高校生まで158人の子どもたちが参加した。主催は石垣島アスリートクラブ。

リズミカルに手をたたきながらのステップ練習

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 当日は、石垣島で合宿を行っている、ロンドンオリンピック100メートル日本代表の江里口匡史選手(大阪ガス)、2012年日本選手権走り幅跳び優勝の荒川大輔選手(NOBY T&F CLUB)、小学6年で100メートルを11秒73で走り日本最高記録を保持する山本慎吾選手(同)選手の3人を講師に招いた。

 開会式で八重山郡民陸上協会、玉城学会長は「貴重な合宿の1日を八重山の子どもたちのために使ってもらいありがとうございます。子どもたちは日本を代表する選手にじかに指導してもらえ幸せ。子どもたちは、この機会に大きな夢に向かってスタートしてください」とあいさつ。早速、練習を開始した。

 練習ではリズミカルに手をたたきながらのステップやミニハードルを使ってのドリル、詳細なスタートダッシュなど。午後からは記録会を行った。

 指導を受けた八重山高校陸上部の生徒は「石垣島を合宿で利用してもらえ、さらにはわれわれを指導してくれてうれしい。トップアスリートの隣で練習することができ肌でプロ意識を感じた。練習に対する細かい部分まで理論があり勉強になった」と振り返った。

 指導した山本選手は「八重山の子どもたちは素直で積極的。みんな走りたくてうずうずしていて元気。そのエネルギーを感じた。このままの勢いで成長してほしい」とエールを送った。

 昼には指導者・保護者を対象に「栄養セミナー」も行い管理栄養士が「食事の重要性」「5大栄要素とその働き」「陸上選手の食事テクニック」「試合後の栄養戦略」について講話した。

 2月18日は石垣市総合体育館・サブアリーナでアスリート3人が特別講演を行う。テーマは「ロンドンオリンピック日本代表として」「ジュニアアスリートに伝えたいこと」。開催時間は19時~20時。入場無料。

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