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新石垣空港開港式典-7日の開港に合わせイベントめじろ押し

茅原南龍さんが揮毫(きごう)した空港銘板「南ぬ島 石垣空港」

茅原南龍さんが揮毫(きごう)した空港銘板「南ぬ島 石垣空港」

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 新石垣空港(愛称=南ぬ島石垣空港)開港式典が3月2日、同空港で行われた。主催は沖縄県。

新空港開港に尽力した関係者約1000人が式典に出席した

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 今月7日の開港に向けた式典には国や県から来賓をはじめ、開港に尽力した関係者約1000人が駆け付けた。

 式典では仲井眞弘多沖縄県知事が「新空港は八重山地域の振興発展の起爆剤に止まらず、沖縄県の産業や観光振興の推進拠点として、沖縄県の振興発展に大きく貢献する」とあいさつ。中山義隆石垣市長は「開港で観光、農林水産・畜産業振興など八重山圏域の振興発展を期待できる。アジア諸国からの受け入れ体制を図り、アジア・ゲートウェイ構想の実現を図りたい」と述べ、新空港に関わった全ての人に感謝した。山本一太内閣府特命担当大臣、梶山弘志国土交通副大臣も出席、あいさつした。

 式典を前に、茅原南龍さんが揮毫(きごう)した空港銘板の除幕式、建設業関係者による神事が行われたほか、式典後には山本大臣らによるクロキの記念植樹も行われた。

 新石垣空港は1976(昭和51)年に基本計画を策定、建設地を巡り、紆余(うよ)曲折があり37年越しの開港。現空港と比較し、面積は約3倍、滑走路は500メートル延長した2000メートルで並行誘導路を設置。中型ジェット機が就航可能となり本土へ直行便による飛行時間の短縮、コンテナ輸送による大量輸送、品質保持が期待できる。

 新空港関連イベントとして、3日に八重山郡民を対象にした「内覧会」、開港当日の7日に「開港宣言式」「開港日、踊って歌って祝おう!『おかえり南ぬ島』」、8日に「ナインティナイン岡村隆史さん『新空港PR大使』任命式」、9日に「東京六大学 全早稲田対全慶応野球戦」と「やいまぴとぅ大会」などが予定されている。

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