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5時間におよぶ熱演-石垣で「東日本大震災チャリティーライブ2013」

5時間にわたり10組が熱演、19万円の義援金が集まった

5時間にわたり10組が熱演、19万円の義援金が集まった

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 石垣・CITY JACKで3月10日、「東日本大震災チャリティーライブ2013 in 石垣島」が開かれ、約19万円の義援金が集まった。CITY JACK、根間楽器、喫茶海坊主が協力した。

熱唱する池原コーイチさん(中央)、池田真作さん(右)

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 同イベントは東日本大震災直後の2011年から今年で3回目。石垣島を中心に活動するミュージシャンが歌や演奏に東北への思いを込めた。主催者の一人、上間康弘さんは「『ぼくらが今できること』をテーマに音楽好きが集まり、毎年3月11日前後の週末にライブで募金活動を行うことに決めた。10回は続くように頑張りたい」と意気込む。

 出演は、ハーレム、川門正彦さん、BLACK RAIN、池原コーイチさん、K-sai&Naomi、IRIS、D-dash、RockeTz、池田真作さん、新良幸人さんら10組。MCは楠田妃呂美さん、ほか40人が協力した。

 5時間に及ぶライブは、フォーク、ロック、ポップス、民謡、オールディーズと多岐にわたり、観客は思い思いに音楽に触れた。来場した86人の入場料と出演者、協力者からの募金、他団体よりチャリティーボーリング大会での募金を合わせ、義援金 18万7,595円がNPO法人「絆project」送られることとなった。

 ライブの最後には、校舎崩落や巨大津波の被害を受け、大切な楽器を失ってしまった子どもたちを支援する同法人、曽根哲夫理事長からのメッセージが読まれ、震災から1年後、ずっと遺体安置所になっていた宮城県立石巻西高校の講堂で日本各地から集まった楽器で500人の吹奏楽部員が大合奏を行った話や、音楽にしかできない心の支えなどについて、「義援金は金額ではなく、その気持ちがうれしい」と紹介された。

 「被災地は遠く、行ったことはないが、復興はなかなか進んでいないと聞く。小さな支援だが、今回から直接義援金の使い道が目に見えるようになりうれしい。被災者が笑顔になれる手助けができれば」と上間さん。

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