沖縄県立石垣青少年の家(石垣市新川)が3月23日、施設利用者75万人を達成、75万人目は「、やしの実保育園」で利用した根原涼花さん(5)で、セレモニーも行われた。
この日、お泊まり保育で初めて同施設を利用するという同保育園の園児12人が「利用者75万人達成」のアーチをくぐり抜けると、5番目に通過した根原涼花さんに平良進所長からリース冠が頭に載せられ、クラッカーが鳴った。根原さんは驚いた様子できょとんとしながら、きれいな花のリースに手を添えた。
セレモニーでは、平良進所長が「36年と長年にわたる施設利用に感謝したい。今後も多くの人に利用してもらい、社会教育施設としての使命を果たしていきたい」とあいさつ。根原さんには賞状と袋いっぱいのおやつが贈られ、根原さんは「今日はありがとうございました」とお礼のあいさつをした。
同保育園の山盛 元園長は「初めての利用で大きな節目の日に当たってびっくりした。卒園する園児と保護者29人が料理体験など総まとめの学習の場となる。子どもたちの良い思い出になるはず」と感想。
同施設は1978(昭和53)年に「沖縄県立石垣少年自然の家」で開所、2010年に「沖縄県立石垣青少年の家」に名称を変更、2012年に沖縄県からNPO法人八重山星の会が管理運営を引き継ぎ、36年たつ。