第60回沖縄県高等学校野球春季大会で、4月2日、八重山高校(八重高)、八重山商工高校(八商工)がそろって準決勝進出を決めた。両校とも3年ぶり4度目のベスト4進出。
八重高は準々決勝、前原に4対0で勝利した。4回表に大浜雅史の適時打で1点先制、5回表にも具志堅興羽の適時2塁打で1点を加えた。八重高は9回表に比嘉優太が大会8号となるソロ本塁打をレストスタンドに放ち、宇根和孝が適時2塁打で1点を加え、4対0と突き放し、そのまま完封勝ちした。池村英隆投手が9回を投げきり、6被安打5奪三振に抑えた。
八商工は準々決勝、シードの興南に4対3で勝利した。八商工は1回裏、興南の守備の乱れなどを突き2点を先制、3回裏には後原大輝の適時打で1点を加えた。興南は7回表に1点を返し3対1、八商工は8回裏に根間信明が適時打で1点追加、興南は9回表に2点を加えるも反撃及ばず八商工が逃げ切った。加藤弦、大底翔、再び加藤と3回ずつを継投した。
準決勝は4月4日。いずれも北谷公園野球場で行われ、10時から八重高 対 真和志戦、12時30分から八商工 対 北山戦が行われる。
3年前の第57回大会では両校とも準決勝で敗退、3位決定戦は1対0で八重高が勝利した。八重山郡民にとって、今回は決勝での八重山対決が期待される。
試合はインターネットで「日報ベースボール」がイニング速報する。