石垣・バンナ公園(TEL 0980-82-6993)の「子ども広場」が4月27日、1年半ぶりに再開し多くの子どもたちが遊具を楽しんでいる。
同園Eゾーンの「子ども広場」は2011年10月に一時閉鎖。老朽化した遊具類を入れ替え、芝生の整備などを行ってきた。大型のコンビネーション遊具、全長78メートルのローラー滑り台、上下にジグザグしたネット、壁の突起を使って移動するボルタリングなどを新設または更新した。駐車場は移動し、トイレは工事中で仮設対応する。
27日は再開のニュースを聞いた多くの親子連れが早速遊具を利用。小雨がぱらつく中だったが、子どもたちの歓声とリュウキュウアカショウビンのさえずりが公園内に響いた。
保護者は「子どもがよほど気に入ったようで2時間休みなく遊び続けている。自分の力で遊べるので見守るだけでいいのがいい」「以前の遊具より楽しそうに遊んでいる。しばらくここで遊べなかったので、その鬱憤(うっぷん)を晴らしているようだ。当面通うことになりそう」と好評だ。
5月5日には「バンナ公園ゴールデンウイークキッズイベント」も予定。公園の松の木を使った「松の葉相撲大会」、ボルタリングの遊び方教室、ダンスパフォーマンスのほか、改修工事に携わった企業から贈られた「こいのぼり」40匹と既存の「こいのぼり」を合わせた100匹が広場上空を舞う。公園管理者は「駐車台数が限られるので誘い合って相乗りなどで来園してほしい」と話す。
イベントは10時30分~15時。雨天順延(開催判断は9時)。