郷土芸能の夕べ「子どもの日芸能公演」が5月3日、石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で開かれた。
主催は郷土芸能の夕べ運営委員会。八重山芸能のすそ野を広げる活動として「こどもの日」にちなんで毎年開催する同発表会も今年で14回目を迎える。公演では、市内の各研究所で民謡や舞踊の稽古に励む子どもたちや市内中学校の郷土芸能部の生徒らが堂々と熱演した。
舞台は八重山古典民謡保存会・横目博二研究所の門下生による斉唱「ゆんたしょうら」で幕開け。八重山舞踊の「桃里節」「鳩間節(古典・早弾)」、独唱の「あがろーざ節」「とぅばらーま」、エイサーや獅子舞など、バラエティーに富んだステージが次々と披露された。
会場には、子どもたちの晴れ姿を一目見ようと訪れた家族や親せき、関係者らで立ち見が出るほどの満員に。観客席からはステージごとに大きな拍手が送られた。