JALJTAセールスは6月24日、Coralway石垣空港店で空弁「カナッぱ弁当」の販売を開始した。
「カナッぱ弁当」は5月に行われた新石垣空港開港記念「八重山弁当グランプリ」で13点の中から金賞を受賞した弁当。白保で開かれている地元物産市「白保日曜市」が開発、販売してきた。「カナッぱ」は「葉っぱ」を意味し、白保のサンゴ礁に流れ出す赤土を食い止める「グリーンベルト」に使われる「糸バショウ」や「月桃」の葉を皿とし、白保の畑や海でとれる食材にこだわる。
食材は黒紫米やもちきび、紫芋、アーサ、島カボチャ、長命草、赤大根など季節ごとに旬のものを使う。白保で伝承されてきた調理方法で作った総菜を詰め合わせ、種類、味、バランス、メッセージが高く評価されている。
空弁仕様の容器に入れた「カナッぱ弁当」(900円)、白保産米を使った黒紫米、ジューシー、三穀米を月桃で巻いた「かなっぱおむすび」(各180円)を販売、売り上げの一部は白保のサンゴ礁保全活動に使われる。
Coralway石垣空港店は南(ぱい)ぬ島石垣空港国内線旅客ターミナル2階の搭乗待合室内。月曜・水曜・金曜のみの数量限定で販売する。