石垣に7月16日、「がっちぃー処 みやざと」(石垣市登野城、TEL 0980-82-9662)が開店した。3階建てコーポの1階を店舗にし、玄関から靴を脱いで上がる。
店主は宮里隆史さん。妻の尚美さんが接客する。隆史さんは高校を卒業後東京に渡り、日本料理店で15年修業後、銀座で16年自分の店を持った。今年3月に石垣に帰郷、親戚にコーポ1階部分を借りた。
店舗は和室2部屋をつなぎ、和卓3台、テーブル1台、外にテラス1台で20席を用意。
「石垣に31年ぶりに戻ったので、どんな料理が一般に好まれるかよく分からず、メニューを友達や親戚に相談したところ、定番な料理を薦められた」と隆史さん。「八重山そばのダシは、豚、鶏ガラ、カツオから取り、化学調味料は使わない」と、日本料理店での経験を陰で生かす。「定食類はボリュームを多くした」とも。
ランチの「おすすめ」は、箸で切れるほど柔らかく煮込んだ「軟骨ソーキそば」(600円)。そばにつける「ジューシー」(100円)は、そばとの相性を考え、あっさりと仕上げた。「ミックスフライ定食」(780円)は、白身魚、エビ、チキンカツとボリュームたっぷり。「カレー」(680円)は週替わりで肉の種類を替える。
夜は「おまかせ」で3,000円(飲み放題)からリクエストに応じる。沖縄料理、和食をベースに刺し身、ちゃんぷる、サラダ、鶏のモモ肉など5品から。「6人以上で貸し切りにできる。他のお客さまを気にしないで友達同士、接待などで利用してほしい」と尚美さん。
「落ち着いたら、そばの『メガ盛り』(750グラム、980円)を1日5食で提供したい。友達や親戚の家に遊びにいく感覚で利用、くつろいでほしい」という。
営業時間は、昼=11時30分~14時、夜は予約制で22時まで。