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石垣に島野菜メーンの食堂&カフェ、女性店主がオープン

店内は2カ月がて手作りしたという

店内は2カ月がて手作りしたという

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 石垣に6月9日、「自然と人と畑」をつなぐ食堂&カフェ「Planet」(石垣市登野城、TEL 0980-87-5370)が開店した。店名は英語で「惑星」。「全ての宇宙がすてきな円を描きますように」との願いを込めたという。店主・高木真知子さんが旧店舗「ブルームーンオアシス」のオーナーと知り合いだったことから開店につながった。

場所は石垣ケーブルテレビ近くの交差点

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 高木さんは福井県から移住し、西表島や石垣島で9年間、レストランや総菜店の厨房(ちゅうぼう)などに携わった。「なるべく島の食材を使い、体に負担の少ない料理を提供したかった」と開店の目的を話す。

 店舗面積は12坪。テーブル、ソファ、カウンターで14席を用意。「安く、納得できるデザインにするため、2カ月かけて木工作業をした。木材製品はほとんど手作り」

 メニューは発芽玄米、無農薬の島野菜、薬膳、インドカレー、発酵食品、手作りの調味料、オーガニックコーヒーなど。コーヒーは自家焙煎(ばいせん)で客の好みに合わせてブレンドする。「化学調味料や外国産の野菜の利用はたまに食べる分はいいかもしれないが、常に島の野菜を自然な味付けで提供したい」と話す。

 高木さんの「おすすめ」は、「島野菜ごはん」(750円、肉料理付き950円、コーヒー付き1,050円)。日替わりで石垣島産の無農薬玄米ご飯にトウガン、パパイア、紅芋、ナスなど旬の野菜が付く。「旬の野菜は体が求めているもの。今だったらトウガンやヘチマ、ゴーヤが夏バテ防止におすすめ。量が足りないように見えるかもしれないが、バランスの良い栄養の摂取で満腹感が得られるはず。食べた後に体調が良くなることを感じてほしい」という。「自家菜園もしているが、台風後や夏に島野菜が減るのが悩み」とも。

 「本日の畑の野草茶」はフリードリンク。日替わりで月桃、レモングラス、ヨモギ、アップルミント、つぼくさ、長命草などをブレンドする。「皆個性が強烈なハーブだが、混ぜるとうまく調和するのが不思議」という。

 「1人で料理、接客をしているため、少人数での利用を想定している。パーティー、イベント、お茶会など5~10人の利用だったら貸し切りにできるので予約してほしい」と高木さん。

 営業時間は11時~16時、19時~22時。

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