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石垣島宣伝部長に湯達入郎こと人見正宏さん、観光客誘致に貢献へ

辞令を受けた湯達入郎(ゆったりはいろう)こと人見正宏さん(右)

辞令を受けた湯達入郎(ゆったりはいろう)こと人見正宏さん(右)

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 石垣で8月5日、石垣島宣伝部長任命式が行われ、日本旅のペンクラブ会員の湯達入郎(ゆったりはいろう)こと人見正宏さんが石垣市観光交流協会から辞令交付を受けた。

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 同協会は、石垣島のイメージアップ、観光客の誘致につなげることを目的に、宣伝部長を設置、人見さんは7組目。

 人見さんは沖縄返還前の1970(昭和45)年から石垣島、竹富島、小浜島、西表島、波照間島を訪れ、八重山に魅せられた。20回以上八重山に足を運び、著書「きらめき温泉旅紀行」では、琉球政府の下、八重山諸島で暮らす人々の生活事情や、交通事情について紹介した。

 現在はホームページ「湯達入郎のきらめき温泉花旅紀行」の「八重山」カテゴリーで八重山特有の豊かな自然景観や食事、人々との交流の様子を紹介している。多くの写真に自身が写っているのが特徴で、「人と一緒ならば撮影してもらい、1人ならば三脚にタイマーを使って複数回撮影することもある」という。

 5年前に一級建築士の仕事を引退、「八重山への移住も考えたが、たまに来るから八重山のいいところが見える。ベストなタイミングに来て取材し、宣伝活動に努めたい」と決意を述べた。

 同協会宮平康弘会長は、「石垣島の自然や文化、観光、特産品の魅力を広くアピールしてほしい」と依頼し、辞令を交付した。

 石垣島宣伝部長の設置は、2011年6月からで、県内外で音楽活動を通して活躍中の「きいやま商店」、石垣市と岐阜県の文化交流事業に尽力する仲大盛克才さん、八重山の陸上競技指導や陸上競技合宿誘致へ尽力が期待される藤田信之さんと山本透さんが任命されている。

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