石垣で7月19日、「お好み焼き処 あさひ」(石垣市桴海、TEL 090-3700-5111)が開店した。店主は藤本智永子さん。30年前から大阪と石垣を数週間おきに往復する生活をしており、大阪市旭区でも同名の石垣島産などを扱う物産店経営をしている。
店舗面積は12坪。テーブル席20席を用意。自宅に1カ月かけて店舗部分を建て増しした。場所は西海区水産研究所向かい。
藤本さんは「大阪出身で無性にお好み焼きが食べたくなる時があるが、石垣にはほとんど店がない。自分が幼い頃から食べてきた味を再現したかった」と15ミリの鉄板を使って焼く。
藤本さんの「おすすめ」は「お好み焼き」と「焼きそば」(以上500円)。「複数人で来店すれば、焼きそばを食べている間にじっくり火を通した「お好み焼き」ができあがり、両方の味を楽しめる」と薦める。「焼きそば」は八重山そばを使うのが特徴で、甘みのある麺が「焼きそば」にぴったり。鉄板の強い火力でしか出せない味に仕上がるという。「お好み焼き」はふわふわ感をもたせつつキャベツの食感を残している。お客さまに「大阪をもっとアピールしたほうが良い」とアドバイスをもらったとか。
「イカ」「そば」「ライス」(50円~)など好みに合わせて追加する。そのほか「豚焼きうどん」「冷やしソーメン」「冷やしうどん」(以上500円)など。
食後には「自家製レモングラス」(200円)や「かき氷(マンゴー、メロン味)」(300円)でさっぱり口直しも。
「場所は観光客が石垣島を1周する時に通る道沿い。お子様やペットを連れての来店もあり、テラスで食事も可能」という。「
地元の人には八重山そばを使った焼きそば、大阪出身の人には定番のお好み焼きを食べてほしい」と藤本さん。
9月3日から冬季まで臨時休業。