11月29日、石垣市観光交流協会創立50周年の記念式典が石垣市商工会館(石垣市浜崎町)で、記念祝賀会が市内ホテルで開かれた。
歴代会長や役員、地域の観光発展に尽力した多くの関係者が50周年を祝った
記念式典では、宮平康弘8代会長から、歴代会長や役員、地域の観光発展に尽力した8団体、468人に感謝状、表彰状が贈られた。
会場をホテルミヤヒラに移して記念祝賀会が開かれ、マスコットキャラクターのぱいーぐるやぴかりゃ~、ミス八重山らが出迎えた。
宮平会長は50年の歴史を振り返り「節目の年に南(ぱい)ぬ島石垣空港が開港、今年の観光入域客数は90万人を越える勢い。数々の逆境を乗り越え、八重山の観光産業が順調に進展したのは、皆さまのおかげ。今夜は今後50年間を見据え語りましょう」とあいさつした。
来賓は、沖縄観光コンベンションビューローの上原良幸会長、八重山ビジターズビューロー会長の中山義隆石垣市長、川満栄長竹富町長、日本トランスーシャン航空佐藤学社長、全日本空輸前谷哲郎沖縄支店長、大濵長照同協会前会長が招かれ、あいさつした。
余興としてミヤギマモルさんがライブを行い、同協会の記念事業として制作、完成したばかりの「月夜のさがり花」を初披露した。平久保さがり花保存会の女性も振り付けで花を添えた。
同協会は1963(昭和38)年に「八重山観光協会」として任意団体から社団法人に組織替えし発足、初代会長は小渡三郎氏が務めた。1972(昭和47)年の本土復帰の年に観光客は約12万人。以来右肩上がりで増え2007年には約80万人に。
具志堅用高さん、BEGIN、夏川りみさんが「石垣市観光大使」に、きいやま商店、仲大盛克才さん、藤田信之さん、山本透さん、人見正宏さん、大塚勝久さんが「石垣市宣伝部長」に任命されている。