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石垣島の窯元が集う「やきもの祭り」、今年も盛況に

今年はこれまで最多の17業者が出品

今年はこれまで最多の17業者が出品

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 「石垣島やきもの祭り」が12月27・28日の2日間、石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で開催され、多くの来場者でにぎわった。

日常使いできる食器など

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 同祭は島内の窯元が一堂に会す展示即売イベント。石垣島の焼き物を広くPRし窯業の振興を図ることを目的に4年前から開催している。今年は石垣島のほか西表島・竹富島・与那国島からの参加もあり、郡内17業者がブースを連ねた。

 会場には年の瀬にもかかわらず多くの人が訪れ、店頭に立つ作家らと会話を楽しみながら品定めをする来場者らでにぎわった。

 例年人気の焼き物詰め合わせ袋「やちむんチャンプルーボックス(3,000円、5,000円)」も初日に完売。会場ロビーでは作家らの実演や体験教室も開かれ、慣れない手つきで皿作りに挑戦する参加者の姿も見られた。

 作家らは「今年は離島業者も参加し、普段見る機会の少ない作家さんの作品に触れ刺激になった」「ほとんどの方が購入目的で来てくれているので、売る方にとっても良いイベント。これからも盛り上げていければ」とそれぞれ話していた。

 毎年同イベントで新しい食器を買い替えているという60代女性は「すてきな作品が多く、年々新しい作風が見られて楽しい」、2日連続で訪れたという30代女性は「趣味で陶芸をしていたので、気に入った作家さんに釉薬(ゆうやく)の配合なども聞けてとても勉強になった」とそれぞれ購入したばかりの陶器を携え、うれしそうに会場を後にした。

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