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石垣で海上自衛隊音楽隊が演奏会-地元出身自衛官も民謡披露

木管・金管・弦・打楽器などさまざまな楽器で編成

木管・金管・弦・打楽器などさまざまな楽器で編成

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 海上自衛隊佐世保基地の創設60周年を記念した「佐世保音楽隊演奏会in石垣」が12月26日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開催された。

地元出身自衛官が民謡を披露する場面も

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 佐世保音楽隊による石垣での演奏会は昨年に続き2回目。近年南西諸島周辺海域における艦艇の活動が増え、休養・補給のため石垣への寄港が増えていることから、市民への広報活動の一環として実施。ここ数年は巡回演奏会のほか、艦艇の公開、雪のプレゼントや防衛講話なども行っている。

 演奏会は2部構成で行われ、前半は沖縄民謡を取り入れた「コーラル・ブルー」やG・ホルストの組曲「惑星」より「木星」、喜歌劇「軽騎兵」序曲などの吹奏楽の名曲を力強く演奏した。後半はディズニー映画の挿入歌「口笛吹いて働こう」を各パート隊員が演奏しながら登場し、にぎやかに幕開け。映画「海猿」のテーマ曲、沖縄の人気戦隊ヒーロー「琉神マブヤー」の主題歌、ジャズのスタンダードナンバー「リカード・ボサノバ」、ゴスペル曲「ハレルヤ!」など幅広い楽曲を披露し、観衆を魅了した。

 途中、地元出身の自衛官・大浜三曹も三線を携え登場。八重山民謡の小浜節や石垣島出身アーティスト・BIGINの「島人ぬ宝」を吹奏楽と共演し、会場から盛んな拍手が送られた。

 当日はあいにくの雨天にもかかわらず会場はほぼ満席。本格的な吹奏楽演奏に会場からは1曲終わるごとに大きな拍手が送られた。

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